第5回 無線接続でロボットを動かしてみよう(パソコン部)

前回でロボットの足回りが完成したので、今回は無線接続でロボットを動かすことにチャレンジ。IchigoJamの関連パーツの中にUSBキーボードを使えるようにするものがあったので、無線のUSBキーボードとSkyberryJamを取り付けてみました。うまくいけば、ラジコンを動かすようにロボットを動かすことができるはずです。
早速、プログラミング開始。無線キーボードのテンキーを押した場合にロボットが前に進んだり、後ろに進んだりするプログラムに挑戦。テンキーの「2」「4」「6」「8」という数字は、コンピュータは別の数字として捉えているので、コンピュータがどのように受け取っているかを調べるためのプログラムを作り、数字を調べました。ちなみにテンキーの「2」「4」「6」「8」は、SkyberryJamでは「50」「52」「54」「58」と捉えていました。
実際にロボットが動くかテスト。自動起動でロボットを起動させても全く動かないので、「先生、動きません!」と慌てる生徒もいましたが、テンキーを押さないと動かないことにすぐに気付いて、テンキーを押すと、ロボットが動き出しました。
一度目で、ロボットが狙いどおりに動く生徒もいれば、全く動かない生徒も。原因を調べると、セミコロンとコロンの打ち間違いやカンマのつけ忘れなどでプログラムがうまく動いていない様子。プログラムを打ち直すと、しっかり動き始めました。
自分のロボットが、キーボードで動かせるようになり、右旋回、左旋回を確認したり、椅子や机の下などロボットをくぐらせたりして、楽しむことができました。

プリント:05_キーボードのかずをしらべよう.docx