宿泊学習(高等部2年生)

9月28日、29日の2日間、高等部2年生の宿泊学習が行われました。コロナ禍で制限が多い中、学年全体で大きな行事をするのは、これが初めてでした。宿泊先は、若狭町の三方青年の家。窓から湖や縄文時代を模した公園などが見える、美しい施設です。2日とも気持ちの良い秋晴れに恵まれ、元気に活動することができました。

この宿泊学習は、日々の学習を生かす場として設定され、自分の役割を果たすことや友達と協力すること、規律を守ることなどを目指して行われました。事前学習では、現地で行うレクリエーションや夕べのつどい、朝のつどいやラジオ体操をグループごとに担当して企画や準備を行ったり、現地では自分で考えて行動できるように、しおりを入念に確認したりしました。その成果もあって、それぞれの活動は楽しく盛り上がり、忙しい日程の中でも遅れが出ることなく、食事や入浴などもスムーズに進めることができました。どの企画も、みんなで楽しめるためのいろいろな工夫があり、分教室の生徒も一緒に楽しい時間を過ごせました。「自分さえよければそれでよい。」という考えでなく、みんなが気持ちよく過ごすために決まりを守ること、人を思いやることが大切ということを学んだ2日間になったと思います。今後も、この思い出と学びを大切にしていってほしいと願っています。