-
新着情報
高等部3年生iPad使用アプリ一覧を掲載しました
2017/03/ 2高等部3年生のiPad使用アプリ一覧です。アプリをインストールされたい方は、PDFファイルを開いていただき、URLをタップしてダウンロードしてください。
※一部、有料のアプリがあります。ご注意ください。みなみっ子のICT教育~高等部作業・教科編~
2016/03/14
高等部では、 以前から作業や教科学習に学部共用のiPadを活用していますが、1月に1,2年生に生徒数分のiPadAirを導入しました。 (画像は家庭科-正しい箸の持ち方)◆作業
事務・サービス班では、アビリンピック大会(喫茶サービス部門)出場に向けて学習する際に、iPadの基本機能であるビデオ機能を活用しました。過去の競技の様子を記録した動画を大きく映して観て、会場の様子や雰囲気等を知る手助けとしました。また、一連の接客練習の様子を撮影した後、その場で教師と映像を見直して、「表情が硬いので、もう少し笑顔があるとよいね。」「言葉を発するとき、体が揺れる癖があるので、体を揺らさないように気を付けられるといいね。」「姿勢が良くなったね。」など、生徒個人の課題や伸びた点などを、本人自身が自覚するためのツールとして活用しました。◆美術
制作活動では、教員がiPadで撮影・編集した自作教材を使って器具の操作や手順を説明したり、鑑賞では、アプリを活用して、日本の国宝や世界の名画に触れたりしました。
iPadを使うと、アプリ"e国宝"で平安時代の絵巻を拡大して細部まで観察したり、GoogleEarthでローマの大聖堂まで飛んで仮想体験をしたりすることも可能です。活動の手順ビデオ
(自作教材)"わお!名画と遊ぼう 世界の名画" "鳥獣戯画"
また、図書コーナーのデザイン-書棚の配置や家具の色をHomeDesign3Dでデザインして、完成イメージを立体画像で確認した後で(画像↑)、縮小模型を制作したり、KOMAKOMAで粘土を使ったコマ撮りアニメを手軽に制作・録画して、その場で鑑賞しあうなど、活動の幅を拡げることができました。部屋の設計デザイン"HomeDesign3D" アニメーション作成"KOMAKOMA"
◆国語、数学など
国語では、漢字学習など書き順を学ぶのにアプリを利用すると便利です。1台のアプリを黒板に投影して、生徒個人に書いてもらい、正誤を生徒全体で学ぶことができました。
数学では、教材や具体物を大きく映して指導するのに、主に実物投影機を活用してきました。 今回はiPadを使って、今まで学んだ「かさ」「時間」「計算」の分野を総合して、「自分たちで計画して調理をしよう」という単元を行いました。iPadのインターネット機能を活用し、「20分でできる料理」等の言葉で検索して作れそうな料理を探し、作り方、所要時間、分量を調べ、5人分の総量を計算しました。生徒たちは、とても生き生きと計画していました。
また、iPadの"校外学習"というアプリで具体的にお金の計算を練習したり、自立活動の一環として塗絵のアプリを課題として行ったりもしています。一人1台のiPadが確保できたことで、個人に応じたレベルや内容の課題を存分に行うことができました。◆家庭科
食事のマナーの学習で、正しい箸の持ち方等をiPadを利用して学びました。手元のiPadの映像や手順画像を参照しながら、実際に箸を手にして正しい持ち方を身に付けることができて便利でした。
◆生活単元学習
職業・作業グループでは、2月の校外学習にむけて、路線バスの時刻、運賃、公共施設の使用料金などをインターネットで検索して、日程の組立や必要な費用の計算を生徒自身で行いました。ネット検索も迅速にこなすのは、生まれながらにITに親しんでいるデジタルネイティブ世代ならではです。「鯖江市民なら、つつじバスは無料ですよ(※障害者手帳保持者は、降車時に療育手帳を見せると無料になります。付添が必要な方は、付添の人も無料となります。)」などと、教員が知らなかった情報を教えてくれる生徒もいました。
また、iPadのTimeTimerに終了時刻をセットしてスクリーンに投影しておくと、残り時間を一目で把握できて効率のよい活動ができました。高等部1,2年は一人1台のiPad活用が始まります。
2016/02/ 8
1月初めに、高等部1,2年生徒のiPadAir57台が本校に届きました。
これは、H26年度以降の高等部入学生から始まった、就学奨励費の学用品・通学用品購入費にICT機器購入費(上限5万円)が加算された制度を利用したものです。
情報管理部の教員でIDの登録や諸設定をし、充電保管庫に収めました。保管庫も既成品は高額なので、1台だけ購入し、もう1台は書類庫に木の仕切り台とタイマー、電源タップを組み込み、教員が手作りしました。
これまで本校では、インターネットの安心・安全な使い方として生徒会執行部が中心となって「みなみっ子スマートルール」を定めたり(過去記事リンク)、生徒や保護者対象に情報モラルの授業や情報研修会(過去記事リンク)を行ったり、ICTの授業活用に向けて教師の勉強会を実施したりして準備に務めてきました。いよいよ一人1台タブレットの時代が到来しました。学校での学習活動に有効に生かしたいと思います。高等部1、2年生保護者の皆様へ~ICT機器購入についての説明会
2015/10/ 5高等部1、2年生保護者の皆様は、先日配付したお知らせの通り、ICT機器購入についての説明会を文化祭の閉会式後に行いますので、そのまま体育館にお残りください。
1 日 時 平成27年10月10日(土)14:30~15:30
2 場 所 体育館
3 日 程
14:30 ICT機器購入についての概要説明
15:20 質疑応答
15:30 終了
みなみっ子のICT教育~日常生活編~
2015/09/18◆給食での活用
①献立の閲覧
福井南特別支援学校では、毎月の献立を画像付きで作成し、教室の生徒用ノートPCやタブレットで閲覧できるようにしています。
朝の会で献立表を文字確認するだけではなく、画像(視覚教材)を使うことで、給食への期待感を高め、メニューがどのような料理なのか知らせることができ、「"こじわり"って、どんな料理?」の疑問もたちどころに解決します。
朝の会だけでなく、タブレットを見ながら一日の予定表に日付と献立を正しく記入することを課題にしている生徒もいます。(↓上段左の画像)※福井県学校栄養士研究会のHPで、特別支援学校ブロックでの献立活用事例をまとめたページに、本校の事例も掲載されました。
②時間・回数を意識するために
予定時刻までに食べ終えることが課題の生徒には、タブレットの「TimeTimer」や「絵カードタイマー」を使うと、残り時間を視覚的に把握できるようにしています。タイマー類は、自立活動でのトレーニングや作業、先生の会議でも活躍しています。(↓上段中の画像)
回数の自己管理として、画面をタッチしてカウントする「countap」のアプリで各生徒の目標周回数を設定しておくと、トレーニングで有効に自主活用することができました。(↓上段右の画像)③食事のマナー習得
おしゃべりのボリューム調整に騒音測定アプリを使用して、食事中に相応しい会話の音量を体感できました。用途に応じたアプリを見つけるまで試行錯誤することもありますが、こうしたアプリも無料です。(↓下段左の画像)④食後の歯磨
「ニャンとはみがき」のアプリを使って磨くのがお気に入りな生徒もいますが、もっと手短かな時間と必要最低限の静かな指示を狙って、本校教員が歯磨きムービーを作成しました。指示通り磨いてゆくと、カラーテストの後のように赤く染まった歯が白くなっていく、とても分かりやすい内容です。校内で活用できるようにもしています。(↓下段中の画像※映像は掲載しません)◆スケジュール、手順の提示
朝の会の進行や当番のタスク、行事のスケジュール提示などでは、「はなまる」アプリが大活躍しています。「はなまる~」の掛け声やはなまるスタンプゲットで、みんなのやる気も俄然アップ!!(↓下の画像)
小学部のお店屋さんごっこで、あいさつや手順を学ぶなど学習面でも有効に活用しています。(上の画像参照)
◆余暇活用
①アプリで楽しむ
学習や仕事のノルマが終了したら、タブレットのアプリを使ってもよいルールを設定すると、それを励みにスピードアップ!!小学部では「ムニュカメラ」「PhotoBonber」のアプリが大人気です。(↑上と↓下左の画像)②インターネットで探す・視聴する
CD等の教材を購入するまでもなく、いながらにして流行りのビデオや情報を引き出せるのは、インターネットならではです。昼休みにYouTubeでお気に入りの歌やダンスを検索し、クラスの仲間で視聴したり、ダンスしたりすると、個人の気持ちの安定だけでなく、仲間との親睦や体力作りと一石三鳥の効果?!余暇ではありませんが、中学部で当番の仕事として、インターネットの天気情報を毎朝確認し、最低・最高気温を記入しているクラスもあります。季節の変わり目には判断が難しい服装の調節を具体的な数値から考えたり、気温の数値を体感したりするのに利用しました。(↓右画像)
...以上、本校の小中学部のICT活用を取り上げました。また、高等部での活用もお知らせしていきます。1学期は「みなみっこスマートルール」とはぴねすダンスの発表で締めくくり!
2015/08/17
1学期終業式は、校長先生から以下のお話がありました。
●夏休みを元気に過ごすための3つのこと(→詳しくはこちらへ)
●福井しあわせ元気大会2018にむけて スポーツに親しもう
...福井しあわせ元気大会とは、福井しあわせ元気国体2018国民体育大会終了後3日間開催される全国障害者スポーツ大会福井大会のことです。参加資格は13歳から。個人部門は陸上、水泳、フライングディスクやボウリング等の種目で、団体部門はバスケットボールやサッカー、ソフトボール等の種目です。スポーツをすることで健康増進や仲間ができて社会参加につながります。また、今から3年後の出場を目指して頑張りましょう、とのお話でした。
※フライングディスクは、練習すれば出場資格がもらえる可能性が高い種目です。毎週福井市ちもり体育館で練習を行っています。
伝達授与式も行われました。
*アビリンピック大会受賞者6名(→詳しくはこちらへ)
*第5回福井県障害者スポーツ大会:フライングディスク部門アキュラシー5mの部 2位 高等部女子1名
終業式後、生徒会執行部による「みなみっこスマートルール」の発表がありました。■「みなみっこスマートルール」とは・・・
「スマートフォン・携帯電話・インターネット使用状況調査」を行った結果、高等部生徒は64%がスマートフォンか携帯電話を使っており、その中で半数の人がLINEをしています。小中学部では、スマートフォンや携帯を持っていなくても、約半数の人がインターネットをしており、ネットを利用している人が多いことが分かりました。
便利な物を利用しても、使い方によっては、いじめや依存症による生活習慣の乱れにもつながることから、生徒会執行部が中心となって、学校独自のルールを考えました。
それが、みんなで守る「みなみっ子スマートルール」です。
全校生徒に分かるように、執行部メンバーによる寸劇を交えながら、スマートルールの説明がなされて、ゲームやネットに熱中して睡眠不足になる高校生やそれを叱るお母さんに扮した執行部員の熱の入った演技に、見ている小、中学部児童生徒からも笑い声が絶えず、大盛り上がりでした。
最後に、福井しあわせ元気国体・大会2018の公式ダンスである「はぴねすダンス」スタンダードVer.の演舞を、高等部体育委員会と体育科の先生達で行いました。福井南独自のウェーブ演出も加味されて、躍動感あふれる群舞に全校児童生徒も心躍る1学期のフィナーレとなりました。PTA総会、情報研修会「ネット社会を生きる子供を育てる」が行われました。
2015/05/22
5月9日(土)、平成27年度PTA総会、情報研修会、学部説明会等、及び授業参観が行われました。
総会では、PTA会長、学校長の挨拶の後、前年度の事業及び決算報告や本年度のPTA役員改選、事業計画案、予算案についての議事が審議されました。総会後に行われた情報研修会にも、多くの保護者の方が傾聴されました。
午前中の授業参観では、生徒たちも保護者の方を前に張り切って授業を受けていました。昼食時は、各教室で学級親睦昼食会(給食試食は新入生の保護者の方のみ)が、午後からは、学部説明会が行われ、生活・進路に関する話や修学旅行説明があり、ひの寮説明会も行われました。
情報研修会~お子さんが字よりも先にネットやスマホの情報を浴びる時代に保護者の義務とは~
今年も、情報モラル啓発を目的に、本校情報管理部による企画・発表で情報研修会を行いました。
社会に溢れるインターネットは、スマートフォンのアシスト機能のように、知的障害者の支援には大変役立つ側面もありますが、「うちの子は、まだ小学生だから」と思っていても、タップやスワイプするだけで容易にネットにアクセスできてしまうため、年齢や発達段階に関わらずトラブルの可能性があります。子供たちには、情報機器を扱う上でのマナーやルールを時間をかけて教え、危険から守る必要があります。2009年の「青少年インターネット利用環境整備法」では、保護者が子供にネットでのルールを教えることが義務づけられました。
◆ポイント:家庭でのインターネットの使い方◆
・公共の場であるネット上に、名前や住所、自分の写真などの個人情報を書き込まない。・ネット上で知り合った人とは直接会わない。
・ネット依存にならないために-フィルタリング、保護者による使用制限機能の活用、家庭内ルールの設定など
研修会後のアンケートより(一部抜粋)
・改めて注意しなければと思いました。勝手にパソコン動作できてしまうのでこれから注意して見守っていこうと思います。
・インターネットは危険がつきものだとあらためてわかり、よく子供と話してみようと思います。
・親はだんだんネットなど複雑なことが苦手になっていく一方、子供は新しいことを覚えていくので、「わからない」と放置するのではなく、きちんと勉強して子供と話し合っていきたいです。
確実に会話は減ると思うので、使う時間を決めてコミュニケーションをとっていきたいです。
・ネット関連のトラブルを避けるために、保護者も知識が必要ですね。
・親である自分自身がよく理解していないことが危険だと感じました。
・娘もLINEをよくしていますが、仲間内以外にも情報が漏れている可能性が大いにあることを知り、不安になりました。本校にいる子は情報アプリを見ています。
・我が子は自宅のパソコンでしかインターネットをしていません。ですが、これから社会に出ると手軽にいろんな情報をとれるようになるので、親がいろんなネットに関する使い方を子供に教えないといけないですね。下は、研修の初めに行ったネット環境についての○×クイズと「インターネットを利用する際に、知っておきたい『その時の場面集』」のアドレスです。インターネットでのトラブル解決やフィルタリングの詳細など、お調べになりたいときに御活用ください。
★解答はこちら testkaitou.pdf参 考
◆インターネットを利用する際に、知っておきたい『その時の場面集』 (一般財団法人インターネット協会)
◆安心インターネットライフ☆ガイド (一般財団法人マルチメディア振興センター)タブレットでひろげてみよう、ぼくらの力◆パソコン部の活動
2015/03/ 6
今年度のパソコン部は、従来のデスクトップPCでの文書やポスターなどの作成に加えて、タブレットを利用して、みなみっ子の部活動CM作りにもチャレンジしました。1学期は、タブレットを使ってイラスト作成や、グループで各部の練習風景や部員へのインタビューの撮影などの取材を行い、2学期は、映像や画像、BGMの編集を行って、2分程度の各部のCMを作成し、文化祭展示で上映することができました。
後期は、各自が楽しんだり、制作したりすることで余暇の充実を図る活動に重点を置き、コラージュ画像を転写したエコバッグ作成やタイピングソフトで入力腕試しをしたり、タブレットのパズルゲームや地図アプリなどで楽しんだりしています。
※作成したCM動画は、著作権の関係や個人情報保護のため、校内のみの発表となります。
みなみっ子ギャラリーの更新:タブレットを利用したイラストやアニメーション(中学部)
2014/03/20研究の部屋で更新した「中学部ICT&美術教育H25」思いを、気持ちを、楽しく、表現しよう ~ICTを活用した美術教育の取組~の作品をみなみっ子ギャラリーにアップしました。
★空・花課程 「混色と描画の学習 中学部・ICTを活用した美術教育の取組」
★海課程 「架空の虫図鑑およびアニメーション作成 中学部・ICTを活用した美術教育の取組」研究内容とあわせてご覧下さい。
1バックナンバー- 2018年
- 2017年
- 2016年
- 2015年
- 2014年
- 2013年
-
- 01月
- 02月
- 03月
- 04月
- 05月
- 06月
- 07月
- 08月
- 09月
- 10月
- 11月
- 12月