ウェルシティ福井でテーブルマナー学習を行いました。
(高等部作業グループ2年・生活単元学習)
9月30日(火)に高等部作業グループの2年生がウェルシティ福井でテーブルマナー学習を行いました。
福井南養護学校から京福バスを利用して福井駅前まで出た後、徒歩でウェルシティ福井に向かいました。ウェルシティ福井に向かう途中、JR福井駅の構内を通り抜け、AOSSAにも寄りました。AOSSAでは、市立桜木図書館で本を閲覧したり、展望台から福井の街並みを眺めたりしました。
テーブルマナー学習は、ウェルシティ内の一室で行われました。大きな丸テーブルに淡いピンクのテーブルクロスがひかれ、ナイフ、フォーク、お皿、ワイングラスが並べられていました。テーブルの様子を見て、生徒達の声から「おお…」という声が出ていました。
テーブルマナーの講師の森下さんから説明を聞いているときは、学校以上に緊張して、皆、背筋をピンと伸ばしていました。どのように座るかを教えてもらいましたが、生徒達は長時間は姿勢を保つことができずに、みんな苦笑いをしていました。
スープを飲む際のスプーンの使い方、食器の音を立てないこと、口に入れるときのスプーンの傾け方などを教わりながらスープを飲むことができました。カップの左右に耳がついているものは耳を持って口に持って行けばよいことを講師の方から説明を受けると生徒達は驚いていました。
テーブルにステーキが出ると、生徒達は右手にナイフと左手にフォークを持ち、慣れないながらも、一口大の肉を口の中に運んでいました。
デザートには、チョコレートケーキ、メロン、パイナップル、いちごが出ました。生徒達は果物の皮やへたをナイフとフォークを使って切ることに驚いていました。生徒達は難しい顔をしながら、慎重にナイフとフォークで皮を切り、甘い果物を口の中に入れると、甘くておいしいためか、パッと笑顔になりました。
生徒の感想(生徒の感想文より一部抜粋)
「お料理はすべておいしかったです。せすじをのばして、いすにすわるのが大変でした。テーブルマナーの勉強の中でパンのくずをひろう道具があることを知って、びっくりしました。」