フラワーブラボーコンクール 春花壇大賞、秋も優秀賞!!
（高等部園芸班）

春花壇　初の大賞

　高等部園芸班の育てている花壇が、フラワーブラボーコンクール福井県春花壇で、最優秀賞の「大賞」に選ばれました。本校では、長年コンクールに参加してきましたが、最優秀に輝くのは初めてのことです。また、福井県で特別支援学校が大賞を受賞するのも、それまでで初のことで、大変栄誉なことでした。
　今回のデザインは、「太陽」「月と星」でした。講評では、分かりやすいデザインであったことや、星の形がくっきりでていたことなどが評価されました。
　生徒たちは、前年度９月からの種まきに始まり、雪が降る前に苗を植え替えて大きくし、霜に備えて藁を敷き、３月になると雪を割りながら追肥をし・・とせっせと世話をしてきました。４月からは、新メンバーが、草取りや花殻摘み、栄養の水やりなどをがんばってきました。園芸班１６人の取組みが実を結び、今回の「大賞」をいただけたのだと思います。

秋花壇　独自の土作り

　フラワーブラボーコンクール秋花壇では、優秀賞の「福井テレビ賞」をいただきました。今回のデザインは、赤のサルビアからイメージをふくらませて「海に沈む夕日」と「紅葉」を表現しました。
　本校では土作りを大切にしていて、毎年、腐葉土とＥＭボカシを手作りしていますが、今年はさらに給食の残飯や廃油を利用して段ボールコンポストと油かす作りに挑戦しました。段ボールコンポストでは、最初は残飯のにおいがきつくて生徒たちも「くさいです」と訴えていましたが、時間がたつにつれ、においもなくなってきて作業がしやすくなりました。できあがると、早速花壇にまきました。そのおかげか夏の間は弱っていた赤のサルビアが、学校が始まる頃にはとってもきれいに咲いてきました。