中学部1・2年生 宿泊学習

10月27・28日に中学部1・2年生の宿泊学習がありました。三方青年の家へ大型バスで行きました。天候にも恵まれて、三方五湖が見える自然豊かな場所で宿泊体験し、ウォークラリーや買い物などの活動できました。よい思い出ができました。活動の様子を紹介します。

縄文ロマンパークウォークラリー

グループに分かれて、竪穴住居や野鳥観察棟、年稿博物館など7つのチェックポイントを回りました。景色を楽しみながら、たくさん歩くことができました。

夕食

みんなが楽しみにしていた夕食。ハンバーグや春巻き、餃子などたくさんのおかずをおいしくいただきました。

夕べの集い

会場を暗くして光を眺めたり歌を聴いたりしながら、1日を振り返りました。ライトの光がきれいで、とてもよい雰囲気になりました。

就寝前

入浴後、消灯までの時間は友達や先生とお話ししたり、トランプをしたりして過ごしました。9時30分に消灯しました。

朝の集い

昨日楽しかったことや今日楽しみなことをスピーチしました。ラジオ体操もしました。

お土産を買おう

青年の家の隣にある道の駅「三方五湖」で、お土産を買いました。家族に喜んでもらうために、どれを買うか悩んでいました。電卓で計算して、買物をしている生徒もいました。

2年生 宿泊学習(高等部)

9月28日(火)、29日(水)の2日間、高等部2年生が宿泊学習を行いました。福井市美術館で「山下清展」を見学し、福井市少年自然の家で宿泊しました。自分の役割を果たし友達と協力したり、ルールを守り安全に気を付けて活動に取り組んだりすることを目指して行いました。
1日目の美術館での見学では、貼り絵やペン画、油彩画などの作品を見て、「花火のちぎり絵が1番印象に残りました。チラシより実際に見るとすごいクオリティでした。」などと感想を述べている生徒もいました。レクリエーションをグループごとで考えたり、朝の集いや夕べの集いなどをクラスごとで企画したりして準備してきた成果もあり、自然の家では、それぞれの活動が楽しく盛り上がり、食事や入浴などもスムーズに進めることができました。「普段一緒に活動しないグループと活動して楽しかったです。また各グループが考えたレクリエーションがとても楽しく盛り上がりました。」と振り返る生徒もいました。
2日目は、午前中に「森のなかまたち(工作)」「豆乳アイス作り」「ネイチャースプーン・フォーク作り」のグループに分かれ、職員の方の話をよく聞き活動を楽しむことができていました。「豆乳アイスを作って食べました。おいしかったです。」「自分の思っているとおりに作品を作れたので楽しかったです。」など、どの生徒も充実した時間を過ごすことができました。
みんなが楽しく過ごせるようにルールを守り、友達が困っていたら助け合うという大切なことを学んだ2日間になりました。今後もこの経験を大切にして過ごしてほしいと思います。

ひの寮祭り

9月22日、3年ぶりにひの寮祭りが行われました。新型コロナウィルス感染防止につとめながら、体育館で舎生と指導員で楽しい時間を過ごしました。オープニングでは、高等部3年生が太鼓演奏で盛り上げ、ゲームコーナーでは魚釣りや射的などを楽しんでいました。フィナーレはグラウンドで打ち上げられた花火を鑑賞しました。祭りの準備や司会進行では、実行委員のメンバーが活躍してくれました。参加者全員が笑顔となり、楽しい思い出になったようです。

1年生 遠足(高等部)

高等部1年生は、初めての学年全体での校外活動を通して、集団の決まりや公共のマナーを守り、友達と一緒に行動したり、クラスの教師や友達と一緒に楽しく展示等の見学をしたり、ガラス工芸にまつわる活動を選択し、知識を深めたりするために金津創作の森に遠足に行きました。
ガラス工房での体験では、ガラスのコップに砂を吹き付けてガラスを削り、好きな文字やイラストを刻み込んだオリジナルコップを作成するサンドブラストとキラキラなガラスパーツを使って作成するフォトスタンド作り2班に分かれて活動を行いました。指導員の方の説明をしっかりと聞き、自分の好きな絵や文字をデザインしたり、ガラスパーツを貼り付けたりして、オリジナルのコップやフォトスタンドを作ることができました。
その後はクラスごとにお弁当を食べ、地図を片手に金津創作の森を散策しました。森の中には13の野外作品があり、作品を見つけると、地図を見ながら作品の名前を確認していました。天気にも恵まれ、良い一日となりました。

修学旅行(高等部)

集団行動における決まりを守ることや、公共のマナーを学ぶとともに、福井県や隣接県の魅力を発見することを目的として修学旅行を行いました。
9月14日(水)、15日(木)、16日(金)の3日間、嶺北、嶺南地方をはじめ、滋賀県、石川県へも足をのばしました。修学旅行前には、生活単元学習で班別行動の行き先を相談して決めたり、互いに発表し合ったりしながら準備を進めてきました。
1日目は滋賀県の彦根・長浜方面に行きました。彦根では、彦根城を車窓から眺め、城下町ではご当地キャラクター「ひこにゃん」や「やちにゃん」と出会うこともできました。その後、バスで長浜に移動し、黒壁スクエアで班別行動をしました。旅行前から人気のあった、ガラス館、鉄道スクエア、海洋堂(フィギュアの展示販売など)の3箇所中心に巡りました。海洋堂では、等身大フィギュアの前で写真を撮ったり、販売コーナーでお目当てのフィギュアを購入したりして喜ぶ生徒もいました。また、周辺のお寺巡りをして参拝したりおみくじを何度も引いたりして楽しむグループも見られました。
2日目は嶺南方面へ行きました。まず、小浜市の若狭工房で、「若狭塗の箸」と「若狭めのう」グループに分かれ、工芸体験をしました。ある生徒は、黒い箸を一生懸命に研ぎ出し、中に埋め込まれたアワビ貝や卵の殻が模様となって現れると、「キラキラしてきれいだね。」と驚いていました。その後、レインボーラインを訪れ、ケーブルカーで景色を楽しみながら山頂を目指した生徒と、教師や友達に見守られながら1人乗りのリフトで山頂へ上がった生徒がいました。当日は、天気も良く三方五湖を背景に全員で記念写真を撮り、旅の思い出となりました。午後からは、2コースに分かれて行動しました。若狭町の熊川宿コースでは古い町並みを見学したり、忍者体験ができる施設を訪れたりしました。敦賀市コースでは、赤レンガ倉庫でのジオラマ見学や気比神宮の参拝や散策をしました。この日に宿泊した旅館では、夕食後にレクリエーションを行い、クラス対抗で、ビンゴ大会をしました。ビンゴカードも、ビンゴのマスに旅行先にちなんだ「地名」や「物産品」を入れたオリジナルのもので楽しみました。
最終日は、松島水族館、東尋坊を訪れ、石川県小松市のゆのくにの森で、蒔絵や金箔はり、友禅染の絵付け体験をグループに分かれてしました。旅行中は、生徒達は感染症対策を心掛けて行動できました。福井県をはじめ隣接県もたずね、魅力を発見し、心に残る修学旅行となりました。



校外学習(木工班)

9月8日(木)に高等部木工班生徒4名がうるしの里会館、Hacoa(ハコア)へ校外学習に行き、木材加工の現場を見学したり、越前漆器について学んだりして、木材加工して製品化するために大事なことを学びました。
うるしの里会館では、木地作りの工程で丸物や角物の器を見て、器が出来上がるまでの工程について学びました。また、加飾の工程では職人さんに実際に蒔絵の絵を描いてもらいながら、うるしの特性について説明を聞きました。地場産業について知るよい機会となりました。
Hacoa(ハコア)では、木材の倉庫を見せていただき、木の種類によって、重さや価値が変わることを教えていただきました。工房では、木の反りを考慮して、製品作りをすることを学び、仕上げは手作業で丁寧にやすりがけを行っていることを知りました。
生徒たちは事前に考えてきた質問をして、分かりやすく答えていただいた内容をメモに取りながら聞きました。
生徒は「時間がかかっていて、丁寧に作っていることが分かりました。」「木の湿度の管理をしないといけないのは大変そうでした。」「一生懸命作業して、責任感を持ちたい。」などを感想にあげていました。見学後には、作業に意欲的に取り組もうとする姿が見られました。