地域支援部だより第4号

地域支援部だより第4号
福井南養護学校校歌

挨拶にかえて

 右の歌は、福井南養護学校の校歌です。
 この校歌は、つい口ずさんでしまう歌です。
 今年の体育大会や文化祭では、たくさんの卒業生が来校しました。そして、みんなでこの校歌を歌い、担任の先生や友達と語り合っていました。
 この校歌の口ずさみや語らいの場は、卒業生の地域生活の充実に欠かせないものだと感じました。
 この校歌の不思議さを大切にしたいものです。

教頭 上田 康彦


社会への旅立ち

思い出の3年間

 僕がこの福井南養護学校に来て3年間、楽しい思い出が出来ました。
 たくさんの友達や先生と授業をしたり、いろいろな話をして盛り上がったり、校外学習や修学旅行に行ったりして、楽しい毎日を過ごしました。
 現場実習では、実際の職場に出て働きました。学校の作業の時間と違い、社会の一員という自覚を持って、しっかり働きました。職場の人と力を合わせて仕事をしていると、自分も社会の役に立っていると感じます。唯一、コミュニケーションに欠けていたのが残念でした。
 あと2ヶ月で卒業ですが、卒業して就職した後も明るく元気に働き、仲間とのコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。

がんばったボクササイズ

 10月17日土曜日に、体育館で3年生のみんなでステージ発表をしました。
 9月から、なんかいもれんしゅうをしました。私が一番がんばったのはボクササイズです。発表では、音楽をきいてリズムを合わせてやりました。心の中で「パンチ、パンチ、バッテンダー」と思いながらやりました。辻本先生のうごきを見てボクササイズをしました。ボクササイズが終わった時、楽しかったです。きんちょうしたけどがんばりました。

修学旅行のおもいで

 学校から大きなバスにのって小松空港にいきました。ひこうきにのって北海道にいきました。そして、北海道のバスにのっておたるにいきました。おたるでおすしをたべました。おすしはおいしかったです。おみやげをかいました。かったのは、かぞくにキーホルダーとチョコレートのおかしをかいました。あさひやまどうぶつえんもいきました。見たのは、おおかみとほっきょくぐまを見ました。とてもうれしかったです。
 3年生全員でとまったことや花火を見たことがいちばんたのしかったです。もういちどひこうきにのって北海道にいきたいです。

地域リハビリテーション教室

 児童生徒や保護者が、運動発達障害の介助方法や日常生活での指導を受けるために、こども療育センターの専門スタッフ3名(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が来校し、平成22年1月13日(水)に行われました。参加人数は5名でした。参加者の保護者、担任から以下のような感想をいただきました。


1.言語指導を受けたAさんについて
 言葉がつまる(途中で止まる。)との相談に対して、日常会話の場面では、「経験したことをもとに2~3語文で話をする練習を繰り返すようにする。」「関わる者はゆっくりと会話したり、発音の間違いはあまり指摘しないようにしたり留意する。」という助言がありました。保護者の方は、「日常生活で活かしたい。」とおっしゃっていました。


2.理学指導を受けたBさんについて
 歩行がよりスムーズになる訓練法として「膝や足首の関節が硬いので、ストレッチをするとよい。」と指導を受けました。担任は「毎日、欠かさず、Bさんがやる気を出せるような声かけをしながら行いたい。」と言っていました。


 以上のように参加者からは「勉強になった。今後に活かしたい。」という感想が聞かれました。例年、秋から冬にかけて、こども療育センターから本校に指導に来てくださるので、もっと多くの方に利用していただけたらと強く感じました。

小学部6年生生活・進路説明会

 小学部では、保護者に本校の生活・進路支援について理解・啓発を図ることを目的として、5月に全保護者(希望者)を対象に1回目の生活・進路説明会を学部説明会と兼ねて行いました。1月16日(月)には、小学部6年生の保護者を対象に2回目の小学部生活・進路説明会を行いました。
 小学部6年生生活・進路説明会では、もうすぐ中学部進学をむかえるにあたって、新しく取り組む作業学習や中・高一貫した進路支援を話題に挙げ、保護者と各担任、小学部主任、地域支援部教員とが意見交換を行いました。
 中学部・高等部の地域支援部員から、作業学習や進路支援に関する情報提供をさせていただくと、6年生の保護者から中学部・高等部の学校生活全般(1日の流れ、部活動など)や、高等部の実習先の探し方などについて質問がありました。熱心にメモを取りながら話を聞かれている姿がとても印象的でした。事後アンケートには、「新法への移行や施設の定員に空きがあるのかどうかなど、6年後がとても不安だ」という声が多くありましたが、「卒業生が作業しているVTRを見て、日頃の生活の中で簡単な手伝いから始めてみよう」という前向きな気持ちを伺うこともできました。また、「6年生全員の保護者が集まる機会があってとてもよい、これからも度々このような会があるとよい」という意見もありました。
 来年度も、子どもさんの家庭生活や地域生活、将来の進路について、参加者全員で問題や悩み、関心などを共有できるような会にしていきたいと思います。

卒業生と語る会

 12月に、高等部職業グループ・作業グループそれぞれを対象に「卒業生と語る会」が行われました。本校を卒業した先輩に学校へ来てもらい、卒業後の生活や仕事、近況報告などを話していただき、在校生からの質問にも答えていただきました。
 卒業生から在校生へのメッセージとして、以下のことが伝えられました。


・『社会の厳しさ』
 学校の生活はやさしいが、社会はとても厳しい。仕事は簡単に休んではいけないし、与えられた仕事をやり遂げるという責任感も必要である。


・『先生の話をよく聞いてほしい』
 卒業して初めて分かったことだが、高等部の時に先生方に注意されたことがそのまま社会でも注意される。厳しく話をされる中に社会の真実があることを知っておいてほしい。


・『いろいろな学習に意欲的に取り組んでほしい』
 高等部での学習は、社会で必要なことがたくさんある。ぜひ、やらなければならないという意識をしっかり持って学習してほしい。


 その他、仕事に関しての質問や余暇活動についての質問が在校生からありましたが、ひとつひとつていねいに答えてくださいました。
 先輩から社会人としての生の声を聞くことで、在校生は徐々に真剣な表情になっていました。これからの学校生活に生かしてくれることを期待します。

高等部卒業生進路先一覧表

進路先一覧

A topic ~今回は「ふっとわーく」を紹介します~

ふっとわーく
Back

福井南特別支援学校の
情報


福井南特別支援学校
所在地

大きな地図で見る

福井南特別支援学校
サイト内検索

Google

サイト内を検索
WWW を検索

リンク

福井県特別支援学校リンク集 福井南特別支援学校特教研のページ …詳細は6月にアップ 福井南特別支援学校自閉症教育・自閉症研究 福井南特別支援学校の航空写真 県緊急連絡網福井南TOP
メールアドレスの変更や
パスワード確認はこちらで