地域支援部だより第1号 平成22年7月20日発行

地域支援部だより第1号 平成22年7月20日発行

3学部で生活進路説明会がありました

小学部

 5月8日(土)に学部説明会と兼ねて13家族15名の保護者に参加していただきました。会では、事前アンケートの返答で多かった「子育てで困ったこと」をテーマに、偏食や困ったことをしたときのかかわり方について意見交換をし、また、子どもと一緒に楽しめる地域活動の場について情報交換をしました。参加していただいた保護者の方の感想には、「初めて参加したので最初は緊張したが、先輩方の貴重な意見が聞けて勉強になった。」、「もう少し時間があると良かった(多数)。」というものがありました。来年も、たくさんの保護者の方の御参加をお待ちしています。

中学部

 保護者の方に本校の生活・進路支援について理解・啓発を図ること、将来の進路についての情報を提供することを目的として、学部説明会と兼ねて生活・進路説明会を行いました。昨年度まで3学期に行っていた会ですが、より多くの保護者の方が参加しやすいように日程を変更し、今回は、12名の方に参加していただきました。中学部での作業学習の様子や3年生を対象にした職場体験について説明をし、本校卒業生の進路先について紹介しました。「子どもに適した仕事はどう見つけていけばいいですか?」や「長期休業中に施設利用をしたいのですが、どこへ聞けばよいですか?」などアンケートで質問があり、将来の進路について考えるきっかけとなりました。長期休業に向けて本人に合った施設を探し始める保護者の方がおられて、よい情報提供の場になりました。

高等部

 学部説明会の中で「過去5年間の進路状況」と「高等部3年間の進路決定に向けての流れ」を説明しました。「進路状況」としては、例年、一般企業(就労継続支援A型事業所も含む。)が3割弱、福祉施設が7割強の割合で推移していますが、近年の不況で就職先や実習先の確保が厳しくなっている現状をお話ししました。「進路決定に向けての流れ」については、進路相談会と現場実習を行いながら、本人の適性を見極め進路先を決定していくまでの3年間の流れをプリントで紹介しました。そして、進路決定に向け、以下の3点について御家庭での協力をお願いしました。

  1. まずは情報収集……情報誌、ホームページ、見学、体験、先輩保護者のお話を参考に!
  2. お子さんの働く意欲を高めましょう……手伝い、進路に向けた話し合いを大切に
  3. 適性を確かめる……どんな仕事や活動が向いているか、どんな生活スタイルが良いか、
             どんな支援が必要か

お子さんのニーズにあった進路の形について、現場実習を通して確認していきましょう。

学習会、相談コーナー、レクリエーション

学習会の様子

 6月20日(日)に「第25回同窓会(卒業生を励ます会)」が行われ、その会場にて、年金申請学習会・相談コーナー・レクリエーションも一緒に行いました。
 学習会では、地域支援部員が、卒業後のトラブルや心の健康について話をしました。その後、卒業生OBの保護者の方から、障害基礎年金の手続きの説明をしていただき、さらに小グループに分かれて質問会を行いました。「申請は誕生日から3ヶ月以内にしなければいけないので、段取りよくする必要があるが、事前に書類を取り寄せて下書きをしておけば大丈夫である。」ことなど、経験者ならではのアドバイスに勇気づけられました。
 相談コーナーでは、地域のコーディネーター2名に相談役となっていただき、希望された方々が相談されました。不安なことや希望していることなど自分の気持ちを聞いてもらい、専門的なアドバイスを頂きながら、解決に向けてどのように取り組んでいくかを一緒に考えることで、今後の励みになったようでした。
 レクリエーションでは、インディアンゲームやダンスをして、久しぶりに会った友だちと楽しい時間を過ごしました。

中学部3年生 職場体験

鯖丹地区での活動の様子

 鯖丹地区は、6月24日に福授園当田事業所で3名の生徒が墨汁のキャップ閉めやタッパーの蓋閉めを行いました。学校とは違った雰囲気の中、時間一杯(70分間)真剣に作業に取り組んでいました。

福井地区での活動の様子

福井地区では、7月8日に虹の会福祉作業所で2名の生徒たちが作業を行いました。慣れない環境で初めは緊張している様子でしたが、次第に落ち着いて、時間一杯集中して取り組みました。


 福井・鯖丹地区合わせて3名の保護者の方に参加していただきました。熱心に施設の見学をしたり担当者の方と話されたりして、今後の進路を考える参考にされた様子でした。

中学部3年生職場体験02 中学部3年生職場体験03 中学部3年生職場体験04 中学部3年生職場体験05

高等部産業現場等における実習 ~働くって大変だ!~

現場実習のねらい

高等部では、進路指導の一環として年に2回の産業現場等における実習を実施しており、主に次のようなことをねらいとしています。

  1. 働く力や態度をより確かなものにする。
  2. 自分の適性や進路について関心を持ち、そのための課題を自覚する。
  3. 社会に出て働くことに関心を持ち、職場でのきまりや生産の仕組みを学ぶ。
  4. 学校生活から社会生活、職業生活への移行を円滑にする。
実習の学年目標

 今年度から前期は、3年生に加え2年生の職業グループも実習に行くことになり、5月17日~6月4日の期間で2~3週間の実習を行いました。事前学習や激励会などを通して自分の目標を意識した上で、実習に臨みました。
 実習後の感想で3年職業グループの生徒たちは、全員「大変だった。でも、仕事に行ったらお金をもらうんだから、嫌でもがんばらないといけない。」と口をそろえて言っていました。また、ある福祉施設の方からは、普段家庭でどれだけやっているかが仕事に出てくるということで、家庭での実践(お手伝い)の大切さを話されていました。今回の実習の反省や課題をもとに今後の実習や進路先の決定に向けてこれからもがんばってほしいと思います。

実習先一覧

実習先一覧

実習の様子

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