年金の学習会を開かれました
年金学習会
職業グループの生徒を対象に、2月23日(火)、日本年金機構(旧:社会保険庁)福井事務所の増田氏を講師に迎え年金の学習会を行いました。
“20歳になる前に知っておきたい「年金のはなし」”というパンフレットをもとに、公的年金制度の仕組みや年金制度の必要性などの説明がありました。
増田氏は「年金はみなさんにとって遠いものではない。おじいさんやおばあさんからのお年玉をもらうでしょう。働いていないおじいさん達は、年金の中からお年玉を出している場合もあります。年金はみなさんにとって身近なことです。」と話されました。「転職したり失業したりした場合は、国民年金の加入の手続きが必要で経済的な理由により保険料を納めることが困難なときは最寄りの市長役場に相談するとよいでしょう。また20歳前の事故病気で一定以上の障害者になったときなどは、20歳から「障害基礎年金」の対象となるばかりか、その後、65歳までに障害の状態が悪化した場合には「障害基礎年金」が受けられることから、市町役場の国民年金課や年金事務所、ねんきんダイヤルに相談するとよいでしょう。みなさんは国民年金に加入することとなる20歳の誕生月の前には年金について相談するとよいでしょう」と教えてくださいました。
聞き慣れない言葉が多く、仕組みも難しかったので、十分に理解できたとは言えませんが、将来働いて得た給料の中から、年金の保険料を払う必要があることは、ほとんどの生徒が理解できたようです。
生徒の感想から
- 年金は人によってそれぞれ違うってことを聞いてみて、国民年金や厚生年金、共済年金などの年金がそれぞれあり、保険料を払わなければいけないのが分かりました。病気やケガで障害があった時に支給される障害年金や家族が亡くなった時に支給される遺族年金でも、人によってそれぞれ違い、基礎年金(国民年金)に厚生年金が上乗せされることが分かりました。
- 今日の話はけっこう難しくてよく分かりませんでした。でも唯一分かったのが第一号被保険者~第3号の手続き先が一つ一つ違うのと、障害年金や遺族年金などがあるのが分かった。
- 僕は「年金」がどういうことか分かりました。「年金」は「年(とし)をとる金(かね)」のことです。年をとるっていうのは、学校を卒業して、仕事をして、仕事が終わってからのことです。僕は仕事が終わってからお金が欲しいです。お金を持っていると何か買えます。たまにCMで年金について話していますが、今日初めて聞いて頭の中が?マークがたくさんありました。今の私には少し難しかったです。でも聞いて、分かったこととまだ分からないところもありますが、いつか聞かないといけないことだから聞いてよかったです。60才まで国民年金(保険料)をかけるなんてびっくりです。