金融教育研修講座が開催されました
5月8日(土)に保護者を対象に、「子どもに身につけたい お金の話」をいう演題で、金融広報アドバイザーの藤嶋昭二先生をお迎えして、金融教育の研修講座が開催されました。この日はPTA総会が開催されたこともあり、40名程の保護者の方々が参加してくださいました。
藤嶋先生はたくさんの資料を準備して下さり、資料をもとに話が進みました。家庭で行える実践例もたくさん紹介してくださいましたので、今回参加できなかった方も参考にしてお家でやってみて下さい。
講座の感想
講演全体を通じて
- 金融教育と聞くと、とても敷居の高いもののように思っていましたが、身近な話であることが分かり、よいお話が聞けてよかったです。
- 金融って私たちの子どもにはあまり関係ないもののように思っていましたが、子育てに大切なものだと感じました。
- 私の子は重度の障害を持っているので、金銭のことはあまり分かりませんが、買い物・ゲームなどでお金がいるということは分かるみたいです。その子にあわせた教育の仕方でお金の大切さを分かってほしいと思います。
家庭で取り組みたいと感じたこと
- 10才、男。休日の10:00になると、決まって150円を持って自販機でジュースを買いに行きます。自分で好きなものを選んで買えるのが嬉しいのか、毎週欠かさず行きます。今のところ労働をしてお金を得るとかは本人も親も実践していませんが、少しずつ家の手伝いから始めて、休日のジュース代を稼げるようになっていったらと思います。他の兄弟にも通じることなので、とても参考になりました。
- まだ小さいのでお金どころか数もよく分かっていませんが、今後意識しながら教えていこうと思います。
- 金銭教育や金融教育について、普段聞くことのできないお金の話を聞かせていただきました。子どもは高1ですが、ぜひ聞かせたい内容です。家でも今日の話をしたいと思います。
- 子どもたちは物に囲まれてあまり大切にしませんし、思い入れもありません。私たち大人の与え方に問題があったのだなあと思いました。おこづかいの使い方について子どもと考えてみたいと思います。だまされたらどうしようというネガティブなお金の話だけでなく、前向きなお金について考えたいと思いました。
- お金の大切さを教えることは本当に難しいことだと実感しました。お年玉の使い方を子どもたちと一緒に考えなければと反省しました。
- 本当にお金とは大事なことだとしみじみと思いました。今後、子供らにもお金の大事さ(価値観)などを教えたいなと思いました。
- 自分自身もお金の大切さをしみじみ考えるよい機会になりました。そして、(南に通う)我が子といつも使う=買い物するお金のことを、少しずつ話ながら、金銭感覚を身につけていこうと思います。それは大切なことだと思いました。
- 日頃からお金に関して子どもには話したことはありませんでしたが、お金の話を聞いて大事なことだと改めて思いました。これから少しずつですが、子どもに伝えていきたいと思います。
- お金の大切さを勉強させていただきました。資料を参考に実行させてもらいます。
- 子どもの将来の“自立”ということを考えると金銭感覚は絶対に植え付けておきたい内容でした。“当たり前”が当たり前として自覚するだけでなく、大切な貴重なものであることを知っていく必要があるためにも、金融教育は日常生活の中で親子で交流を通し心を交わしあって育むことだと思いました。今日はよい話を本当にありがとうございました。
- 子どもしかり、親自身のお金に対する考え方を改める必要があるように感じました。貴重なお話が聞けて勉強になりました。まずは、子どもへのお金の話をする場を数多く設けたいと思います。
- 金融の話と聞いて、難しいかなと思っていたのですが、子どもの目線でわかりやすく聞いて参考になりました。貯金箱の件は我が家でもぜひ実践したいと思います。
- 3つの貯金箱のお話がとても参考になりました。
- 貯金箱を3つに分けるということも、おこづかい帳を記録していくということも大変参考になりました。ただガマンさせる、また、あんまりおねだりするから買ってやる、というより、ずっと目標が明確になってわかりやすく楽しく遣っていけるような気がします。足し算や引き算ができるようになったらぜひ一冊持たせようと思います。
- 貯金箱を試しにつくってみたいなと思いました。
- わかりやすいお話でした。ちょうど子どもにお金のことを身につけさせたい、教えてやりたいと思っていたので、とてもよいタイミングでお話を聞くことができました。貯金箱は大人でも使えそうな方法で実践してみたいなと思いました。
- 「3つの貯金ボトルシステム」など、参考に子どもと一緒にこれからのお金の使い方を考えてみたいと思います。
- 先生のお話はとてもわかりやすかったです。おこづかいは毎月渡していて、おこづかい帳も自分できちんとつけていますが、一緒に買い物に行く時はだいたい親が出してしまいます。家でお金の話をすることがあまりないので、時々話をしたいなと思います。
- 小遣い帳をつけ始めましたが、毎月繰越にするつもりでしたが、夢の貯金にまわしたいと思います。チラシや買い物で「買って、買って」とせがまれついつい買ってしまいますが、ゴミ捨ては私の仕事となり…。これから親と子の根気比べでがんばります。
- とても参考になりました。おこづかい帳をつくってみようと思います。
- 日銀のリサイクルボールペンがとてもびっくりしました。
- 「お金を超えた世界」の価値ということを学ばせていただき、考えさせられました。今後の参考にさせていただきたいと思います。
- 普段のお金の与え方が子どもの生きる(働く)力になっていくのだと考えさせられました。「お金を超えた世界」を子どもに味あわせるのは難しいですが、少しでも子どもが感じてくれるように親 も努力しないといけないと思いました。
- 最後の資料(P.12)を読んで涙が出てしまいました。
講師(金融広報委員会)に対する要望等
- 大変わかりやすく興味深いお話しでした。うちの子は小4ですが、まだお金の価値は分かってはいないと思いますが、最近はなるべく買い物の時に子どもにも財布を持たせて自分のものは一緒にお金を支払うようにしています。障害の重い子どもに対する金融教育のヒントが教えていただけると、さらに有意義だと思いました。
- とても大切なことですが、改めて家庭でのあり方を考えるよい機会になりました。資料の内容が少し古いものがあるようなので、現在の社会状況に合うものになると、更によいと思います。よろしくお願いします。
- 日頃より、気にしていてもなかなか手をつけない金銭問題を取り上げて話していただいたことありがたく思いました。まずは、子どもと大切に使うことを考えたいです。高等部なので、将来に向けての扱い方や銀行関係のことなど、不安はいっぱいです。学校単位、個人単位でも相談できる窓口としてまたよいアドバイスをお願いいたします。