5月17日から教育実習が行われました
5月17日から28日にかけて、仏教大学の学生2名が本校で教育実習を行いました。小・中学部のクラスに入り、2週間という短い期間でしたが、授業を行ったり、生徒達と触れあったりしました。教育実習後、学生の方から教育実習の感想をいただいたので、ここで紹介させていただきます。
教育実習生の感想
この度の実習で、実際に児童とかかわらせていただき、支援する上で大切にしなければならない多くのことを学びました。
- 児童の体調管理には、表情や身振り、保護者からの情報など、教師には常にどんな些細なことも見逃さない姿勢が必要であること。
- 何が得意で何を苦手としているか、好きなものや嫌いなものは何か、身体機能など一人一人の実態や特性を把握すること。
- 彼らを取り巻く環境を理解すること。
など、御指導いただいたことはまだまだありますが、中でも一番重要なのは児童の実態を把握し指導に生かすアセスメントカであったと思います。
クラスの児童の特性から、実習当初は私を見ると泣き出してしまうなど、目を見ることもできなかったのに、実習授業では手タッチをしてくれるまでになったことは大変嬉しいものです。
しかし、アセスメントはそれから先の段階であり、今回の実習中に成し得なかった課題となってしまいました。そして、この反省から、1時間1時間の授業や休み時間の児童とのかかわりなど、どれもが特別支援教育にとっていかに重要であるかを改めて知ることができました。
最後になりましたが、担任の先生をはじめ南養護学校の先生方には、快く教育実習を受け入れてくださり最後まで温かく御指導くださいまして、心よりお礼申し上げます。