器械運動を楽しく安全に　南セミナー
(図書研究部)

　器械運動は、どの学部も２学期から体育の指導内容として計画していますが、跳び箱や鉄棒というと教える側も、教えられる側もちょっと苦手ということがよくあります。
　９月１０日(月)、第５回目の南セミナーは、器械運動の教員研修会を行いました。講師は高等部の谷田教諭、本県運動競技の国体優勝監督というエキスパートです。体育が苦手な教員っや中高年で運動には自信のない教員もたくさん参加して、児童生徒にとって楽しく安全な器械運動を自ら体験しました。
　準備運動では、体を曲げたり伸ばしたり、丸めたり転がったりと笑い声の中、なごやかにスタートしました。その準備運動が段階を追って、跳び箱の動きや鉄棒の回転の動きにつながっていきます。
　跳び箱では補助の跳び箱を置きその上に載ってから跳ぶ方法、ロールマットを利用した怖くない跳び箱などをみんなで順番に跳び、ちょっとした工夫で、苦手な人もちゃんと跳べて楽しいという体験をしました。
　鉄棒では、補助具を使った逆上がりの方法や、子どものどの部分をどう補助すれば安全かなどを学びました。
　２学期の器械運動の授業で生かしていきたいと思います。