生活訓練室利用体験(寄宿舎)

本校の寄宿舎「ひの寮」には、卒業後の自立した生活を目指し、部屋の管理・掃除・洗濯・調理などを行う生活訓練室があります。6月20日から24日まで、通学生を対象とした第1回生活訓練室利用体験を開催しました。
2年目を迎える本体験ですが、通学生の中にも卒業後に一人暮らしやグループホーム利用を考えている生徒が多く、7名の生徒から利用希望がありました。今回も3つのプランを用意し、それぞれのニーズに合った利用ができるように行いました。
「自分のことは自分でする」のは、簡単なようですが、実際に行ってみると、なかなか難しいものです。例えば「洗濯をして片付ける」「部屋の掃除をする」「食事を作る」「就寝・起床時間を考える」「整理整頓をする」「部屋の施錠と鍵の管理をする」など、今回の利用体験をとおし、普段は家族の誰かがしてくれていることを自分で行うことで、卒業後の自立した生活を目指すにはどんなスキルが必要かを気付くことと思います。
実際に体験した生徒からは、普段の生活を振り返りながら、家族のありがたみや「自分のことは自分でする」大変さを実感している様子が見られました。
第2回生活訓練室利用体験は、来年2月中旬に予定しています。