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みなみっ子のICT教育~日常生活編~
2015/09/18◆給食での活用
①献立の閲覧
福井南特別支援学校では、毎月の献立を画像付きで作成し、教室の生徒用ノートPCやタブレットで閲覧できるようにしています。
朝の会で献立表を文字確認するだけではなく、画像(視覚教材)を使うことで、給食への期待感を高め、メニューがどのような料理なのか知らせることができ、「"こじわり"って、どんな料理?」の疑問もたちどころに解決します。
朝の会だけでなく、タブレットを見ながら一日の予定表に日付と献立を正しく記入することを課題にしている生徒もいます。(↓上段左の画像)※福井県学校栄養士研究会のHPで、特別支援学校ブロックでの献立活用事例をまとめたページに、本校の事例も掲載されました。
②時間・回数を意識するために
予定時刻までに食べ終えることが課題の生徒には、タブレットの「TimeTimer」や「絵カードタイマー」を使うと、残り時間を視覚的に把握できるようにしています。タイマー類は、自立活動でのトレーニングや作業、先生の会議でも活躍しています。(↓上段中の画像)
回数の自己管理として、画面をタッチしてカウントする「countap」のアプリで各生徒の目標周回数を設定しておくと、トレーニングで有効に自主活用することができました。(↓上段右の画像)③食事のマナー習得
おしゃべりのボリューム調整に騒音測定アプリを使用して、食事中に相応しい会話の音量を体感できました。用途に応じたアプリを見つけるまで試行錯誤することもありますが、こうしたアプリも無料です。(↓下段左の画像)④食後の歯磨
「ニャンとはみがき」のアプリを使って磨くのがお気に入りな生徒もいますが、もっと手短かな時間と必要最低限の静かな指示を狙って、本校教員が歯磨きムービーを作成しました。指示通り磨いてゆくと、カラーテストの後のように赤く染まった歯が白くなっていく、とても分かりやすい内容です。校内で活用できるようにもしています。(↓下段中の画像※映像は掲載しません)◆スケジュール、手順の提示
朝の会の進行や当番のタスク、行事のスケジュール提示などでは、「はなまる」アプリが大活躍しています。「はなまる~」の掛け声やはなまるスタンプゲットで、みんなのやる気も俄然アップ!!(↓下の画像)
小学部のお店屋さんごっこで、あいさつや手順を学ぶなど学習面でも有効に活用しています。(上の画像参照)
◆余暇活用
①アプリで楽しむ
学習や仕事のノルマが終了したら、タブレットのアプリを使ってもよいルールを設定すると、それを励みにスピードアップ!!小学部では「ムニュカメラ」「PhotoBonber」のアプリが大人気です。(↑上と↓下左の画像)②インターネットで探す・視聴する
CD等の教材を購入するまでもなく、いながらにして流行りのビデオや情報を引き出せるのは、インターネットならではです。昼休みにYouTubeでお気に入りの歌やダンスを検索し、クラスの仲間で視聴したり、ダンスしたりすると、個人の気持ちの安定だけでなく、仲間との親睦や体力作りと一石三鳥の効果?!余暇ではありませんが、中学部で当番の仕事として、インターネットの天気情報を毎朝確認し、最低・最高気温を記入しているクラスもあります。季節の変わり目には判断が難しい服装の調節を具体的な数値から考えたり、気温の数値を体感したりするのに利用しました。(↓右画像)
...以上、本校の小中学部のICT活用を取り上げました。また、高等部での活用もお知らせしていきます。バックナンバー- 2018年
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