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「議論で学ぶルールの大切さ」法教育授業から18歳選挙に向けて(1年作業グループ)
2016/01/22カテゴリ:高等部◆特別支援学校では初の法教育授業
12月8日(火)、本校において、高等部1年作業グループを対象に、法教育の特別授業が開かれました。ごみ捨て当番を決めるためのルール作りを通して、全員が公平であることを保つためにルールや法律が必要なことを学びました。
県法教育推進連絡協議会が企画して、橋本康宏・福井大学教授、同大院生、弁護士など6人が講師を務め、県内の特別支援学校教員や大学院生ら、約30人が参加しました。特別支援学校での法教育は、県内では初めてとなります。
最初に、スピード規制がない交差点で事故が起きている画像を使い、ルールの重要性を紹介してから、生徒に4人グループで"週5日のごみ捨て当番を4人で行う"という設定でルールを話し合ってもらいました。
4人のうち1人だけ週2回当番になる人を誰にするかについて、生徒から「たくさんごみを出す人がよい」「ごみ箱に一番近い人がしては」など意見が交わされました。弁護士から「ずっと同じ人が2回当番でいいの?」と疑問を投げかけられて「1ヶ月ごとに週2回の当番を交替する。」「ごみ箱に1番近い人を席替えしてはどうか。」などの案も出てきました。
「最初は、ごみ箱に一番近い人がよいと思ったけれど、話していくうちにみんなが平等に担当する方が大事だと思うようになった」など、ルール=法の大切さを実感する声も聞かれました。
◆"選挙権年齢18歳以上に引き下げ"と主権者教育
2016年6月19日に、公職選挙法改正法が施行され、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられます。2016年夏の参議院通常選挙から適用見込みで、現在の本校在籍生徒では、3年生28人全員と2年7人(7月生まれまで)が投票対象者となるということで、人生初の選挙を迎えることになります。
参政権は、障害を持つ人の「完全な参加と平等」実現のために、障害を持たない人以上に重要な権利であるため、本校でもこれから主権者教育を進めていく予定です。バックナンバー- 2018年
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