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みなみっ子のICT教育~高等部作業・教科編~
2016/03/14
高等部では、 以前から作業や教科学習に学部共用のiPadを活用していますが、1月に1,2年生に生徒数分のiPadAirを導入しました。 (画像は家庭科-正しい箸の持ち方)◆作業
事務・サービス班では、アビリンピック大会(喫茶サービス部門)出場に向けて学習する際に、iPadの基本機能であるビデオ機能を活用しました。過去の競技の様子を記録した動画を大きく映して観て、会場の様子や雰囲気等を知る手助けとしました。また、一連の接客練習の様子を撮影した後、その場で教師と映像を見直して、「表情が硬いので、もう少し笑顔があるとよいね。」「言葉を発するとき、体が揺れる癖があるので、体を揺らさないように気を付けられるといいね。」「姿勢が良くなったね。」など、生徒個人の課題や伸びた点などを、本人自身が自覚するためのツールとして活用しました。◆美術
制作活動では、教員がiPadで撮影・編集した自作教材を使って器具の操作や手順を説明したり、鑑賞では、アプリを活用して、日本の国宝や世界の名画に触れたりしました。
iPadを使うと、アプリ"e国宝"で平安時代の絵巻を拡大して細部まで観察したり、GoogleEarthでローマの大聖堂まで飛んで仮想体験をしたりすることも可能です。活動の手順ビデオ
(自作教材)"わお!名画と遊ぼう 世界の名画" "鳥獣戯画"
また、図書コーナーのデザイン-書棚の配置や家具の色をHomeDesign3Dでデザインして、完成イメージを立体画像で確認した後で(画像↑)、縮小模型を制作したり、KOMAKOMAで粘土を使ったコマ撮りアニメを手軽に制作・録画して、その場で鑑賞しあうなど、活動の幅を拡げることができました。部屋の設計デザイン"HomeDesign3D" アニメーション作成"KOMAKOMA"
◆国語、数学など
国語では、漢字学習など書き順を学ぶのにアプリを利用すると便利です。1台のアプリを黒板に投影して、生徒個人に書いてもらい、正誤を生徒全体で学ぶことができました。
数学では、教材や具体物を大きく映して指導するのに、主に実物投影機を活用してきました。 今回はiPadを使って、今まで学んだ「かさ」「時間」「計算」の分野を総合して、「自分たちで計画して調理をしよう」という単元を行いました。iPadのインターネット機能を活用し、「20分でできる料理」等の言葉で検索して作れそうな料理を探し、作り方、所要時間、分量を調べ、5人分の総量を計算しました。生徒たちは、とても生き生きと計画していました。
また、iPadの"校外学習"というアプリで具体的にお金の計算を練習したり、自立活動の一環として塗絵のアプリを課題として行ったりもしています。一人1台のiPadが確保できたことで、個人に応じたレベルや内容の課題を存分に行うことができました。◆家庭科
食事のマナーの学習で、正しい箸の持ち方等をiPadを利用して学びました。手元のiPadの映像や手順画像を参照しながら、実際に箸を手にして正しい持ち方を身に付けることができて便利でした。
◆生活単元学習
職業・作業グループでは、2月の校外学習にむけて、路線バスの時刻、運賃、公共施設の使用料金などをインターネットで検索して、日程の組立や必要な費用の計算を生徒自身で行いました。ネット検索も迅速にこなすのは、生まれながらにITに親しんでいるデジタルネイティブ世代ならではです。「鯖江市民なら、つつじバスは無料ですよ(※障害者手帳保持者は、降車時に療育手帳を見せると無料になります。付添が必要な方は、付添の人も無料となります。)」などと、教員が知らなかった情報を教えてくれる生徒もいました。
また、iPadのTimeTimerに終了時刻をセットしてスクリーンに投影しておくと、残り時間を一目で把握できて効率のよい活動ができました。バックナンバー- 2018年
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