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海課程の自立活動~SST&ゲーム的活動で社会に生きる人間を育む
2016/03/ 9カテゴリ:中学部「自立活動」は、障害がある児童及び生徒の自立を目指して、教育的な活動を行う指導領域です。
中学部海課程では、毎週水曜日5,6限を自立活動として、グループに分かれてSST(ソーシャルスキルトレーニング)とゲーム的活動の2本立てで活動をしています。
◆SST~『ふわふわ言葉』と『ちくちく言葉』に気を付けよう
2学期は、みんなが楽しく過ごすために、言われて嬉しい気持ちになる言葉『ふわふわ言葉』、嫌な気持ちにする言葉『ちくちく言葉』を探してみました。
3学期は、ロールプレイを通して実際の場面での言葉の使い方を学ぶ活動を行いました。
・重い荷物を持ってもらいたいときは、どうやって頼んだらいいの?
・消しゴムを忘れちゃった!勉強している友達から借りるには?
・掃除中に遊んでいる人がいるよ。まじめにやってもらうにはどうしたらいい?
友達をきつく注意すると、相手が怒ってしまうことがあります。「優しく言う」「理由を付けて言う」「表情」など、ポイントを守って働きかけると、相手も受け入れてくれることを授業を通して体験し、言い方に気を付けていくことでよりよい人間関係につながるということを学びました。
◆ゲーム的活動~チーム対抗で『新聞切り抜きゲーム』や『風船バレー』
2学期は、チーム対抗で『イメージゲーム』や『新聞切り抜きゲーム~なぞなぞVersion~』の活動を行いました。『新聞切り抜きゲーム』では、出題された"なぞなぞ"についてチーム内で話し合い、答えがまとまったら新聞紙から文字を切り取り、解答用紙に貼り付けるというゲームです。自分たちの答えが相手チームに聞こえないよう「小さな声でやりとりをする」ことで相手を意識したり、チーム内での役割分担を事前に決めることで、より効率よくゲームを進めたり、相談する場面を意図的に作ることでコミュニケーションスキルの向上も狙いとしました。
3学期は、『風船バレー』を通して様々なルール理解や友達とのやりとりを学んでいます。 ルールは「チーム内の全員が一度触ってから相手コートに返す」、「同じ人は連続で触れない」など状況に応じて変えています。バレーが得意でワンマンプレーをしてしまう生徒がいても、ルールを変えることでチームの友達を意識したプレーが見られるようになりました。勝ち負けはありますが、ルールを守って『楽しく』活動しています。
...このような授業で学んだスキルを般化させて、学校生活に生かす場面も見られるようになってきています。バックナンバー- 2018年
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