小学部高学年 学習発表会

 10月8日(水)学習発表会で「みなみっこわーるど」を開催しました。今年は、校長先生から任命された3つのお店屋さんが登場し、子どもたちがそれぞれの役割を果たしながら運営に取り組みました。 
 「ココス福井南店」では、からあげやハンバーグなどの模造食品とジュースを販売。子どもたちで一番美味しい割合を考えて作ったミックスジュース(ぶどう・カルピス)が大人気でした。「えんにちやさん」では、射的や缶つり、ワニワニパニックなどの遊びが盛りだくさん!お祭りのにぎやかな雰囲気の中、楽しさと工夫が詰まった空間となりました。「えいがかんやさん」では、おすすめ動画の上映とポップコーンの販売を行いました。好きな味のポップコーンを食べながら映画館さながらの上映にお客さんもみんな夢中になっていました。 
 「みなみっこわーるど」の最後には、体育館に集合してパラバルーンを行いました。パラバルーンを揺らす子、ふわりと広がる様子を見上げて楽しむ子、それぞれが思い思いのかたちで参加することができました。 

ひの寮祭り(寄宿舎)

 1学期より実行委員を中心に準備を進めてきたひの寮祭りが、9月29日に行われました。 
今年度は、オープニングの神輿と太鼓演奏を体育館で行い、ゲームコーナーやダンスは寄宿舎内で行いました。神輿は「わっしょい!」の声掛けと共に、太鼓演奏者の拍子打ちで体育館内を練り歩きました。太鼓演奏では、高等部3年生の希望者4名が、保護者が見守る中、練習の成果を発揮し力強い演奏を披露しました。 
 輪投げ、ヨーヨー釣り、水鉄砲の射的、巨大ジェンガなどのゲームも、舎生同士競い合いながらとても盛り上がりました。 
 当日の夜行われる予定だった花火大会は、雨天のため延期となり10月6日に行われました。月夜の花火観賞を楽しむことができました。 

高等部学習発表会

10月7日(火)~10月9日(木)に高等部の学習発表会が行われました。 
【3学年発表】 
 修学旅行で学んだことや楽しかった思い出を、グループごとにポスターにまとめて体育館で発表しました。今年度は3年生が6グループに分かれ、1・2年生が3年生の発表をクラスごとに見て回る形態を取りました。発表をする3年生ははじめこそ緊張していましたが、何回か発表するうちに、自信を持って発表することができました。学んだことを精一杯伝えようとする姿がとても印象的で、後輩や保護者の方から「良かったよ。」と言われると嬉しそうでした。また、3年生の中から有志を募り、特技やダンスなど、得意なことを発表する機会を設けました。ダンスの発表では1・2年生も飛び入り参加して、大いに盛り上がりました。 

 

【展示】 
 国語や生活単元学習など、各授業で学んだことをレポートや短歌などにしてまとめたもの、美術や家庭科で制作した作品など、日ごろの学習の成果を展示パネルや掲示板で紹介しました。保護者の方々や生徒同士で、作品をじっくりと眺めていました。 
 
【作業販売会・体験会】 
 各作業班が販売会や体験会、展示を通して作業紹介を行いました。多くのお客さんが訪れ、生徒たちは張り切って販売や体験の活動に取り組みました。また、普段はあまり見ることのできない他の作業班が活動する様子を見られる、貴重な機会となりました。 

 

中学部 学習発表会

 10月7日(火)に、中学部の学習発表会がありました。
 最初に、生活単元学習や体育、美術、音楽などの学習の様子を動画で発表しました。その後は、作業学習グループごとに日ごろの学習で製作した製品を売るお店を開きました。
 1・2・3組のお店では、レザーで作ったカードケースや写真入れ、マグネット、キーホルダーなどの製品や、木で作った敷物を販売しました。4・5組のお店では、生徒がデザインした封筒や缶バッジなどを販売しました。6・7組のお店では、木で作ったコースターや鍋敷き、プランターケースなどを販売しました。8・9組のお店では、畑で栽培したサツマイモを販売しました。生徒たちは、袋詰めやお金の受け渡しなど、自分が担当する係活動に精一杯取り組みました。大勢のお客さんを前にして恥ずかしそうにする生徒や嬉しそうに笑顔で接客する生徒、緊張した表情で係の仕事に集中する生徒など、様々な姿が見られました。お店には保護者の方が次々と来店し、長い行列ができるほど大盛況でした。

生活訓練・生活訓練室利用体験(寄宿舎)

 寄宿舎では、普段行っている集団生活に加え、一人暮らしの経験を積める機会があります。家庭では家族と、寄宿舎では舎生の仲間の協力を得て生活している生活場面を、「すいせん」と名付けられた部屋で、全て一人で進めることになります。2学期からベッドを設置して、より普段の生活に近い環境になりました。
 9月8日(月)・9日(火)に、高等部通学生の希望者を対象にした生活訓練室利用体験を行いました。卒業後(将来)に一人暮らしやグループホームの利用を考えている生徒が、部屋の管理や掃除、洗濯、食事作りなどを一人で行います。今年度は9月、11月~2月の2つの期間に行います。
 3つのプラン(はじめて・スタンダード・ガッツリ)を用意し、目的に応じてどのプランを体験するか各家庭で決めてもらっています。
 今回は、1名の生徒がはじめてプランを体験しました。昨年度の経験をよく覚えていたので、洗濯や掃除などの日課について、一つ一つやり方を思い出しながら丁寧に進めることができました。
 身の回りのことを自分ですることで、手伝ってほしいことは何かということに気付き、将来自分らしい生活を送るためにはどのようなことを身に付けていくとよいかを考えるきっかけになれば幸いです。
次回は11月以降に計画しています。

高等部1年生 遠足

 高等部1年生は、初めての学年全体での校外活動として、めがねミュージアムと西山公園に行きました。 
 めがねミュージアムでは、SDGs推進センターでSDGsの大切さについての話を聞きました。また、めがね博物館では中国や日本のアンティークめがねなどの展示を見学して、生徒達はメモを取りながらじっくりと学んでいました。 
 昼食はcafe&lunchここるで日替わりヘルシーメニューなどを食べました。どのおかずも大変美味しく、クラスの友達や教師と会話をしながら、楽しいひと時を過ごしました。 
 西山公園では、クラスごとに決めたルートで、動物園や道の駅などに行きました。動物園では、友達同士で動物を見て歓声を上げたり、笑い合ったりしていました。道の駅ではアイスなどを購入してイートインスペースで食べたり、お土産を買ったりして楽しみました。 
 天候にも恵まれた良い一日となりました。 

高等部2年生 宿泊学習

高等部2年生は、9月25日から9月26日に奥越高原青少年自然の家で、1泊2日の宿泊学習を行いました。

【1日目】
学校を出発し大野市に到着後、御清水やに行って水を飲んだり、武家屋敷旧田村家で色とりどりの風車を見学したりして、地域の文化や雰囲気に触れました。その後、ミルク工房奥越前でアイスクリーム作りを体験しました。しぼり立ての牛乳で作ったアイスを食べて、と「おいしい。」「もっと食べたい。」と言いながら美味しそうに味わう姿が見られました。
奥越高原青少年自然の家に到着してからは、入所のつどいやオリエンテーションを行い、宿泊室でベッドメイキングに取り組みました。夕方には友達と協力して夕食の準備を行い、みんなでおいしい食事を囲みました。夜のレクリエーションでは、自分たちで企画、準備をしてきたじゃんけん列車やボール運びリレー、イントロクイズ、ダンスをして友達と楽しい時間を過ごしました。

【2日目】
朝のつどいで一日が始まりました。朝食後は荷物や寝具の整理、清掃活動を行い、責任感を持って最後まで仕事をすることの大切さを学びました。
午前中は自然の中でのオリエンテーリングに取り組み、班ごとに協力してチェックポイントを探しました。自然保護センターでは動物のはく製などの展示物を見学しました。その後、退所のつどいを終え昼食をとった後、自然の家を出発しました。
2日間の宿泊学習を通して、生徒たちは「協力して取り組む力」「自分のことを自分で行う力」を培い、仲間との時間を通して自信や成長を実感できました。

中学部保護者進路説明会

8月27日に中学部保護者進路説明会を行いました。前半では、本校がキャリア教育の推進を重点目標としてキャリア発達支援の取り組みを行っていること、そのためには、学校だけ、保護者だけでなく福祉や医療と連携し、みんなで力を合わせて支援していくことが大切なことなどを説明しました。また、マンダラチャートを使って、自分のお子さんのキャリアスキルを高めるために必要な力を演習形式で考えました。

後半では、「進路サロン」を行いました。進路サロンは、保護者の方が進路や日ごろの悩み等を気軽に語り合える場として、今年度初めて行った取り組みです。事後アンケートからは、「このような考え方もあるのかと、とても勉強になりました。」「他のお母さんの意見などを聞けたので勉強になりました。」「同じ悩みを持っている方もいらしてちょっと安心しました。」などの感想が寄せられ、保護者の方と教員が共に有意義な時間を過ごすことができました。