卒業生を祝う会(寄宿舎)

3月3日(月)に、寄宿舎食堂で「卒業生を祝う会」を開催しました。卒業生14人が各々の寄宿舎や将来への思いを語り、在舎生は神妙な面持ちで聞いていました。卒業生からのメッセージを在舎生はそれぞれしっかりと受けとめたようです。卒業生が入舎してから今日までの思い出を振り返る動画を、皆で視聴して懐かしんでいました。その動画は、在舎生や指導員からのメッセージを加え、DVDにして卒業生にプレゼントしました。最後は各階に記念撮影を行い、和気あいあいとした雰囲気の中、素敵な写真が撮れました。卒業生の皆さんの舎での生活は、1年間~6年間と様々ですが、寄宿舎での生活は、卒業後の新たな社会生活におおいに生かせることと思います。
指導員一同、舎生の皆さんがそれぞれの場でご活躍されることを、心からお祈りしています。

卒業式が行われました

3月11日(火)に卒業式が行われました。小学部6名、中学部4名、高等部26名が巣立っていきました。保護者や在校生に見守られ、少し緊張した様子もありましたが、卒業証書を校長先生から受け取っていました。
それぞれ春から新しい環境で頑張ってほしいです。

小学部高学年と高等部との交流会

2月28日(金)に高等部Aグループの生徒が数名ずつに分かれて、小学部高学年の6教室をそれぞれ訪ね、楽しいひとときを過ごす交流会が開催されました。会では高等部3年生が絵本の読み聞かせをしたほか、高等部生が班ごとに考えてきたゲームや遊びなどを、小学部児童と一緒に行いました。
高等部Aグループの3年生は国語の授業で絵本の読み聞かせに取り組んでいて、小学部児童の前で披露することにしました。どの生徒も実際に読み聞かせることは初めてでした。授業では読み聞かせの練習をするほかに、どのようにすると絵本の世界が児童に伝わるか、聞いてもらうためには何をすればよいかなど、仲間同士で議論して、本番に臨みました。
読み間違えたり、言葉に詰まったりすることは多少ありましたが、小学部の児童たちは絵本に注目し、中には食い入るように見ていたり、思わず驚きや喜びの声を漏らしたりする児童もいました。読み聞かせた後は「緊張したけど、上手くできた。」「言葉が詰まって、焦った。」「小学部の子どもたちが一生懸命に聞いてくれて嬉しかった。」など、様々に感想を話していました。

読み聞かせが終わると、高等部生が班ごとに考えてきた遊びやゲームを、小学部児童と一緒に行いました。高等部では家庭科の授業の中で保育について学習しました。今回はその実践として小学部児童と一緒に遊ぶ活動に取り組みました。折り紙で紙飛行機を作って飛ばしたり、玉入れや、的当て、ボウリングなどのゲームを楽しんだり、ダンスを踊ったりしました。時間の経過とともに互いの距離が縮まり、どんどんと打ち解けていく様子がはっきりと見て取れました。

普段は教室にいない高等部生がやって来たために、小学部児童が驚いたり、不安になってしまったりして、一緒に楽しめないのではないかという心配もありました。しかし、実際はどの児童もすんなりと高等部生を受け入れて、楽しいひとときを過ごしていました。どの教室も笑顔があふれていて、日ごろ教室で見せる姿とはまた違う一面を、小学部児童も高等部生も見せていました。お互いを知り合う、良い機会になりました。

スペシャルショーThe Movie(寄宿舎)

2月に入り、寄宿舎では舎生の皆さんが特技にしていることなどをお互いに披露しあう「ひの寮スペシャルショー The Movie」の公開が始まりました。舎生の皆さんは各々の特技を舎指導員と協力して映像化し、お互いに鑑賞し合って楽しい時間を過ごしています。
特技は、ダンスやバスケットボールといった運動から、絵や手品といった個性を見せるものなど多岐にわたり、中には動画自体を演出、編集した舎生もいました。舎生がお互いの良さを確かめ合える、よい機会になったようです。