後期現場実習激励会(高等部)

 10月21日、22日に学習グループごとに現場実習激励会を行いました。今回の実習は1年生から3年生まで全生徒が対象となります。
 激励会では、実習先での仕事内容や頑張りたいことなどを発表しました。1年生は、初めての現場実習激励会でしたが、「分からないときは質問する。」「自分から挨拶をする。」「丁寧に作業をする。」など、これまでの学校生活で学んだことをもとに自信を持って目標を発表していました。2、3年生はこれまでの現場実習で経験したことを思い出し、「立ち止まって挨拶をする。」「教えてもらったことをメモする。」など、より具体的な目標を考えて発表することができました。力強く発表している姿から、1、2、3年生それぞれが現場実習に主体的に取り組もうとする様子が見られました。また、校長先生や教頭先生などからの励ましのメッセージに背中を押され、頑張りたいという気持ちが表情に表れていました。現場実習でしか得られない経験をたくさん積み、生徒一人一人が自信を深め、将来の進路について考えるきっかけとなることを期待しています。
 保護者の皆様におかれましては、日ごろから温かいご支援をいただき、ありがとうございます。今後とも、家庭と学校とが連携しながら、生徒たちの成長を支えていければ幸いです。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

  

避難訓練(地震想定)

 10月20日(火)に、地震を想定した避難訓練を実施しました。
 今回の訓練では、7月28日に発生した熊本地震の教訓を参考に震度や避難の流れを設定し、より実践的な内容となるよう工夫しました。特に、「余震が3回起きる想定」「行方不明者が発生した想定」「スマートフォン等の地震警報音の使用」の3つを新たな取り組みとして取り入れました。
 訓練当日は、児童生徒は警報音に素早く反応し、事前学習で練習していた「だんごむしのポーズ」や「サルのポーズ」を実践しました。緊急地震速報や余震のたびに落ち着いて机の下にもぐったり、その場にしゃがんだりして身を守る行動をとることができました。
 一方で、余震が続くことで不安が強くなる児童生徒や、同じ姿勢を続けることが難しい児童生徒も見られました。不安を感じやすい児童生徒には、安心できる声掛けや安心グッズの活用など、一人ひとりの状況に応じた支援を行いました。
 また、教職員は余震によって安全確認や安否確認が中断される状況を想定しながら、行方不明者の捜索や情報共有を行いました。校内電話やトランシーバー、チャットツールなどを活用し、状況に応じた連絡手段を使い分けながら、迅速な安全確認と連携に努めました。
 今回の訓練では、児童生徒・教職員ともに落ち着いて行動し、速やかに避難を完了することができました。実際の災害では避難場所の変更や情報収集など、訓練以上にさまざまな状況への対応が必要となることが考えられます。今後も訓練内容を工夫しながら継続的に防災意識や対応力を高め、学校全体で安心・安全な環境づくりに努めていきます。

ひの寮祭り(寄宿舎)

 1学期から実行委員を中心に準備を進めてきた「ひの寮祭り」が、9月28日(月)に行われました。
 今年度も、オープニングの神輿と太鼓演奏を体育館で行い、ゲームコーナーやダンスは寄宿舎内で行いました。神輿は「わっしょい!」の声掛けと共に、太鼓演奏者の拍子打ちで体育館内を練り歩きました。太鼓演奏は、高等部3年生の希望者7名が参加しました。保護者の皆様が見守る中、練習の成果を発揮し力強い演奏を披露しました。
 巨大ボウリング、スマートボール、ヨーヨー釣り、水鉄砲の射的、巨大ジェンガなどのゲームも、舎生同士競い合いながらとても盛り上がりました。
 当日の夜に予定していた花火大会は、雨天のため延期となり10月6日(火)に行われました。今年は、舎内から色とりどりの花火を眺め、楽しむことができました。

   

小学部高学年 学習発表会

 10月7日(水)に学習発表会で「みなみっこ わくわく ゲームランド」を開催しました。今年は、3つのゲーム屋さんが登場し、子どもたちがそれぞれの役割を果たしながら運営に取り組みました。
 「マリオラン」では、ピーチ姫を救うために障害物を飛び越えたり、クッパを倒したりとゲームの中に入ったような空間に子どもたちは大興奮でした。「ストラックアウト」では、枠組みから的、ボールなど全て手作り!お客さんが自分たちの作ったゲームを楽しんでいる様子を見て子どもたちから自然と「がんばれー!」や「おしい!」などの言葉が出ていました。「音楽かるた」では、自分たちの好きな歌が流れると大盛り上がり!店員役の子どもたちの盛り上げもあり、とてもにぎやかで楽しい時間になりました。
 最後は体育館に集合し、保護者の方も交えて全員でジェンカを踊りました。普段の授業とは違い、保護者の方と一緒に踊ることができてどの子もよい表情でした。

     

 

高等部3年生 学習発表会

 高等部3年生は、ディズニーの音楽に合わせたパレードで元気よく入場し、学習発表会が始まりました。
 合奏では「ミッキーマウスマーチ」を披露しました。生徒一人一人が自分で演奏したい楽器を選び、修学旅行後のわずかな期間で一生懸命練習を重ね、本番では息の合った演奏を発表することができました。
 また、修学旅行で学んだことをクイズ形式で発表しました。クイズで使用した画像資料は、生徒たちが協力して作成しました。
 最後は、菅田将暉さんの「虹」の曲に合わせて手話を披露しました。7月からほぼ毎日練習を重ね、大切な仲間たちへの思いや感謝の気持ちを手話で表現しました。
 修学旅行から数週間という短い準備期間でしたが、一人一人が真剣に練習に取り組みました。本番では素晴らしい発表となり、大きな達成感を味わうとともに、仲間との絆をさらに深めることができました。

 

     

中学部 学習発表会

 10月6日(火)に、中学部の学習発表会がありました。
 はじめに、生活単元学習や作業、美術、音楽など、日ごろの学習の様子を動画で紹介しました。その後、作業学習グループごとに、学習の中で製作した製品や作物を販売する店を開きました。
 1・2組の店では、レザーで作ったカードケースや写真入れ、マグネット、キーホルダーなどの製品を販売しました。3・4組の店では、和紙で作った封筒や生徒がデザインした判子を押したメッセージカードを販売しました。5・6・7組の店では、ビーズのアクセサリーやタイルコースターなどを販売しました。8・9組の店では、畑で栽培したさつまいもを販売しました。
 生徒たちは、商品の袋詰めや接客、お金の受け渡しなど、それぞれの担当に責任感をもって取り組みました。自分たちが作った製品や育てた作物を多くの方に購入してもらい、お客様との交流を楽しむことができました。笑顔で接客する生徒や、緊張しながらも真剣な表情で仕事に取り組む生徒など、一人一人が活躍する姿が見られました。
 当日は多くの保護者の皆様に御来店いただき、どの店も大盛況でした。生徒たちにとって、学習の成果を発表し、人との関わりを深める貴重な機会となりました。

  

 

 

小学部低学年 学習発表会

 10月8日(木)に、学習発表会を行いました。
 手遊びや楽器演奏、ダンスなど、これまでの学習で取り組んできた曲を発表しました。
 楽器演奏は音楽グループごとにステージに上がり、発表しました。これまでの練習の成果を発揮し、リズムに合わせてとても上手に演奏することができました。ステージの下では、「がんばれー。」の声援を送ったり、一緒に手拍子したりする姿が見られ、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。リボンやスカーフを使ったダンスでは、音楽に合わせてのびのびと体を動かし、友達と一緒に楽しく踊ることができました。
 たくさんの保護者の方々に見守られながら、子どもたちは日ごろの学習の成果を存分に発揮することができ、とても楽しい発表会になりました。

 

高等部2年生 宿泊学習

 高等部2学年は、9月10日(木)から11日(金)、奥越高原青少年自然の家で1泊2日の宿泊学習を行いました。屋内での活動が中心でしたが、よい天気に恵まれ、高原のさわやかな空気も感じながらの宿泊となりました。

【1日目】
 実施前から「楽しみ!」という声が聞かれ、道中のバスの中では笑顔で過ごす様子が見られました。自然の家では最初に入所のつどいやオリエンテーションを行い、施設利用のルールなどを確認しました。宿泊室では自分の分のベッドメイキングを行い、食事の準備は係で協力して行いました。皆で囲む食事はひときわ美味しく感じたようで、おかわりをする生徒もたくさんいました。
 班別活動では、「館内フォトオリエンテーリング」「ミッションクリアゲーム」に、班のメンバー全員で協力して取り組みました。夕食後のグループ企画では、ビンゴやジェスチャーゲーム、ダンスなど、各グループが用意した活動で盛り上がりました。休憩時間には談話ホールで和気あいあいと過ごし、生徒同士の仲も深まったように思います。宿泊室でも、同室の生徒同士がかかわりを楽しんでいました。

   

【2日目】
 朝のつどいで一日が始まりました。ラジオ体操をして身体を目覚めさせ、朝食後は荷物や寝具の整理、清掃活動を行いました。指導員さんがおっしゃっていた、「使う前より美しく」という言葉を意識し、各自が責任感を持って取り組んでいました。
 午前中は班別活動で「森のカルタ、福井いろはカルタ」に取り組みました。チームで順番を決めてカルタを取っていき、白熱した勝負の場面も見られました。結果発表の際には、おたがいの健闘を拍手で称え合っていました。
 最後に退所のつどいを行い、皆で記念写真を撮りました。2日間の活動を通して生徒同士のやり取りが増え、その後の学校生活でも、笑顔で接したり協力したりする場面が見られるようになりました。「自分のことを自分で行う」「協力して取り組む」といった力を、仲間と共に過ごす中で高めることができ、自信も深まったように思います。心身ともに成長が見られた、充実した宿泊学習となりました。

     

第47回福井県特別支援学校教育研究大会 A分科会

 8月5日に行われた第47回福井県特別支援学校教育研究大会 A分科会において、「自分らしい生活を送るための寄宿舎での支援~日々の取組や生活訓練室の利用を通して~」というテーマで、本校の寄宿舎が発表をしました。
 寄宿舎生一人一人のニーズや特性を踏まえて、「自分らしさ」を大切にする支援についての実践を発表しました。また、寄宿舎生一人一人とのやりとりを紹介するポスター掲示や、ひの寮や生活訓練室の動画視聴も行われました。参加者からは、「『自分らしさ』とは何か考えるきっかけとなりました。」という意見が多く聞かれました。
 助言者の社会福祉法人 足羽福祉会 あすわ相談支援事業所リアン 主任相談支援専門員 敦賀弘道氏からは、「自分らしさとは『僕は(私は)〇〇が得意です。〇〇が大好きです。』と自分の強みを言ったり、『僕は(私は)〇〇が苦手。分からないので教えてください。手伝ってください。』と自分の苦手なことや手伝ってほしいことを言えたりすることではないか。」などと、有意義なお話を聞くことができました。