体育発表会(高等部)

6月13日(金)に高等部の体育発表会が行われました。 
天気にも恵まれ、「仲良く力いっぱい 楽しくかがやけ!みなみっ子」のテーマの下、全員で協力して活動しました。 
開会式後の1つ目の種目は、3色運試しの徒競走です。2人でフラフープに入り、箱の中から引いたカラーボールと同じ色のコーンまで走る競技を行いました。高等部全員が参加し、日ごろはグループが一緒でない友達とも協力しながら走りました。 
2つ目の種目は短距離走で、Cグループは50m走、A、Bグループは100m走を行いました。一人ずつ名前が呼ばれると、自分で考えたポーズを決め、会場を盛り上げていました。「オン・ユア・マーク」でスタートラインにつき、「セット」の号令で構えると、一気に緊張感が高まり、合図で一斉にスタート。ゴールを目指して全力で走る姿が輝いていました。友達や観客の大きな声援が、後押ししてくれました。 
3つ目の種目は、リレーでした。バトンをつなぐことを意識し、落とさずにしっかり次の走者に渡し、仲間の応援を力にして最後までバトンをつないで走りきることができました。 
最後は高等部全員で「群青」の曲に合わせてダンスをしました。執行部役員の生徒が前に立ち、全員が息を合わせて、大きく体を動かして踊りました。 
競技以外にも、A、Bグループの生徒たちが一丸となり、テント設営や用具運搬、グラウンドの除草、片付けなど、自分たちの手で体育発表会の場を作り上げました。 
暑い中での体育発表会でしたが、自分の力を精一杯発揮して頑張ったこと、友達と一緒に協力したこと、役割に責任感を持ってやり遂げた経験や味わった達成感を、今後の学校生活にも生かしてほしいと思います。そして大勢の保護者が御来校してくださり、たくさんの温かい応援をしてくださいました。本当にありがとうございました。

 

高等部 現場実習

 生徒たちは、企業や福祉事業所での実習を通じて、自立と社会参加に向けて大きな一歩を踏み出しました。 
 実習の目標である「自立と社会参加に必要な知識・技能・態度を身に付けること」や「主体的に進路選択ができるようになること」に向け、生徒たちは意欲的に取り組みました。はじめは戸惑う場面もありましたが、指導や支援を受けながら徐々に業務に慣れ、自信を持って作業を進める姿が見られました。 
 現場実習終了後、生徒たちは、校内で報告会をしました。実習を終えた生徒たちの表情には達成感があり、自信を持って力強く実習の成果を報告していました。多くの生徒が「目標をしっかりと達成できた。」と話していました。 
 今回の経験は、生徒の主体的な進路選択において重要な礎となるでしょう。今後も実習を通じて、生徒たちの成長を支え、より良い未来への歩みを応援していきます。 
 福祉事業所の皆様には、生徒に温かく御指導いただき、このような貴重な学びの場を提供してくださったことに心より感謝申し上げます。また、保護者の皆様におかれましては、送迎や生活支援など手厚く御支援いただき、誠にありがとうございました。