寄宿舎にて地震を想定した避難訓練を実施しました。

 寄宿舎では、災害時に冷静かつ安全に避難できるように、日ごろから訓練を重ねています。火災、地震、土砂災害、不審者対応などを想定した訓練です。今回は、震度5強の地震を想定した避難訓練を実施しました。
 地震発生時の初期対応として「シェイクアウト(まず低く、頭を守り、動かない)」を取り入れ、身近なもので頭を守りながら落ち着いて避難するよう指導しました。
 訓練の前には事前指導を行い、避難方法や注意点について説明したことで、舎生たちは状況をよく理解できた様子でした。
 今回の訓練は、一人一人が実際の災害時に自分の身を守ることができるようになるための、貴重な学びの機会となりました。

ひの寮祭り(寄宿舎)

 1学期より実行委員を中心に準備を進めてきたひの寮祭りが、9月29日に行われました。 
今年度は、オープニングの神輿と太鼓演奏を体育館で行い、ゲームコーナーやダンスは寄宿舎内で行いました。神輿は「わっしょい!」の声掛けと共に、太鼓演奏者の拍子打ちで体育館内を練り歩きました。太鼓演奏では、高等部3年生の希望者4名が、保護者が見守る中、練習の成果を発揮し力強い演奏を披露しました。 
 輪投げ、ヨーヨー釣り、水鉄砲の射的、巨大ジェンガなどのゲームも、舎生同士競い合いながらとても盛り上がりました。 
 当日の夜行われる予定だった花火大会は、雨天のため延期となり10月6日に行われました。月夜の花火観賞を楽しむことができました。 

生活訓練・生活訓練室利用体験(寄宿舎)

 寄宿舎では、普段行っている集団生活に加え、一人暮らしの経験を積める機会があります。家庭では家族と、寄宿舎では舎生の仲間の協力を得て生活している生活場面を、「すいせん」と名付けられた部屋で、全て一人で進めることになります。2学期からベッドを設置して、より普段の生活に近い環境になりました。
 9月8日(月)・9日(火)に、高等部通学生の希望者を対象にした生活訓練室利用体験を行いました。卒業後(将来)に一人暮らしやグループホームの利用を考えている生徒が、部屋の管理や掃除、洗濯、食事作りなどを一人で行います。今年度は9月、11月~2月の2つの期間に行います。
 3つのプラン(はじめて・スタンダード・ガッツリ)を用意し、目的に応じてどのプランを体験するか各家庭で決めてもらっています。
 今回は、1名の生徒がはじめてプランを体験しました。昨年度の経験をよく覚えていたので、洗濯や掃除などの日課について、一つ一つやり方を思い出しながら丁寧に進めることができました。
 身の回りのことを自分ですることで、手伝ってほしいことは何かということに気付き、将来自分らしい生活を送るためにはどのようなことを身に付けていくとよいかを考えるきっかけになれば幸いです。
次回は11月以降に計画しています。

はっぴぃタイム(寄宿舎)

 今年度も自分が好きな余暇の過ごし方を見付けるという目的で、年に5回活動しています。各階のリーダーを中心に「はっぴぃタイム」でやりたいことを話し合い内容を決めています。 
 今年度の第1回(6月2日)は、新しい友達との親睦を深めるためにグラウンドでの散歩や寄宿舎のプレイルームでダンスを楽しみました。第2回(7月7日)は、トランプを楽しみました。最初はみんなで「誰が一番大きい数字」のゲームをして各グループで大いに盛り上がりました。残りの時間は「7ならべ」や「ババぬき」「神経衰弱」など好きなゲームのグループに分かれて楽しみました。みんな楽しそうでたくさん笑い声が上がっていました。
 今後も楽しい活動を考えていきたいと思います。
 

令和7年度入舎祝を行いました(寄宿舎)

4月21日(月)に食堂で「入舎祝」を行いました。新入舎生の6名が、自分の好きなことや得意なことを書いた自己紹介ボードを持ち、在舎生に向けて一人一人自己紹介をしました。はじめは緊張した様子が見られた新入舎生も、徐々に笑顔が見られるようになりました。在舎生は優しく見守り、新入舎生に温かい拍手を送りました。最後は各階ごとに記念撮影を行い、アットホームな雰囲気で和やかに入舎祝を終えることができました。
新入舎生の皆さんにとっても、また迎え入れる在舎生の皆さんにとっても、新たな環境での寄宿舎生活がスタートしました。少しでも早く寄宿舎に慣れ気持ちよく毎日を過ごせるように、指導員一同サポートしていきます。みんなで協力して楽しい寄宿舎生活にしましょう。