卒業生を祝う会を行いました(寄宿舎)

2月28日(月)に「卒業生を祝う会」を行いました。今年度も、新型コロナウイルス感染症対策のため、例年のように食堂で集まっての開催ではなく、実行委員が司会進行する館内放送を聞きながら、各階学習室に分かれての開催となりました。
当日は、実行委員の進行で、卒業生紹介や実行委員長から贈る言葉などを聞いた後、各担当指導員から記念品の贈呈がありました。最後に卒業生全員で集まり、記念撮影を行いました。卒業生からは、「緊張した。」という感想や、「教えてもらったことを忘れずに大事にしていきたい。」という感想を聞くことができました。
そして、今回の祝う会のために作成した記念動画を各階で鑑賞しました。
在舎生や指導員からのお祝いメッセージや、寄宿舎での思い出を振り返る内容となっており、当日完成した動画を初めて見る舎生達は、動画の中で自分や友だちが映っている姿を見つけると歓声を上げたり、寄宿舎での思い出を振り返る場面では、活動を懐かしんだりと、卒業する3年生と在舎生及び指導員が一緒に楽しいひとときを過ごしました。
コロナ禍で寄宿舎生活や行事などが変わることはありましたが、その中でも同じ屋根の下で過ごした仲間との楽しい思い出が、たくさんできていたと感じることができる素敵な会になりました。

 

節分会(小学部低学年)

 2月4日に節分会を行いました。今年度は感染症対策のためクラスごとに行いました。
 前半は、節分にまつわる話を聞いたり、歌やダンスを楽しんだりしました。節分の話の中で、節分が終わると春になると聞いて驚く児童がいました。また、鬼のパンツや服を着て、「おにのパンツ」を楽しそうに踊る子どもたちの姿も多く見られました。

 後半は、自分たちで作った鬼のお面と新聞紙の豆を使って豆まきをしました。真剣な表情で「えいっ。」と豆をまいたり、豆が当たって鬼が倒れるととても嬉しそうに飛び跳ねたりする児童もいました。最後の振り返りでは、「節分の話が面白かった。」「ダンスが楽しかった。」「豆まきを頑張った。」などのいろいろな感想が聞かれ、思い思いの節分会を過ごすことができました。

ひの寮スペシャルショー The Movie(寄宿舎)

今年も、「ひの寮スペシャルショー The Movie」が開催されました。
「ひの寮スペシャルショー The Movie」とは、舎生から希望者を募り、好きなことや得意なことを皆に披露するため、動画撮影を行い、DVDで鑑賞するという会です。
YouTubeなどが浸透してきたこともあり、舎生たちは時間を見つけて練習を重ね、楽器演奏、ダンスやマジックなど、楽しみながら動画撮影に臨んでいました。
指導員が動画編集を行い、完成した動画を2月21日(月)から各階で鑑賞する期間を設けました。
自分や友人が出演している動画を見た舎生はとても盛り上がり、時には自分の姿を見て少し照れながらも楽しい時間を過ごすことができました。舎生たちからもやり遂げたという達成感が伝わってきました。

地震想定の避難訓練を行いました(寄宿舎)

1月20日、寄宿舎で地震想定の避難訓練を行いました。

今回の訓練は、 18時30分夕食後の時間を想定し行いました。 放送と指導員の指示をしっかり聞きながら、シェイクアウト(姿勢を低くする、頭を守る、動かない)を行う、避難の基本(押さない、走らない、しゃべらない、もどらない)をしっかり守って、迅速に避難することができました。

寄宿舎では、地震に限らず、火災や不審者対応など様々な場面を想定し、日頃から防災に対する意識を高めていけるよう取り組んでいます。これからも、舎生たちが安心・安全な寄宿舎生活を送れるよう努めていきたいと思います。



クリスマスパーティーを行いました!(寄宿舎)

 12月6日(月)に「クリスマスパーティー」を行いました。
 この日のために、実行委員の舎生は当日の役割分担や、ポスター作成、みんなで行うゲームの内容等を話し合いながら準備を進めてきました。また、舎生全員で、各学習室に飾るクリスマスツリーを作成しました。
 当日は、実行委員が司会進行する中、舎生のカウントダウンの合図と共に、寄宿舎の屋上に設置されたイルミネーションが点灯し、指導員によるダンスショーからクリスマスパーティーが始まりました。
 次に、食堂に移動してディナータイムです。この日の舎食は、この日のために用意された特別メニューでした。さらに、クリスマスの雰囲気漂うBGMの中、クリスマスケーキや各自が選んだジュースなどもあり、いつもと違う雰囲気の中、豪華な食事に舎生からは歓声が上がりました。

 ディナータイムの後は、各階に分かれてゲームを行いました。実行委員がサンタの衣装を着てルール説明をした後、今回は「ハイポーズ」、「つなげてパイプライン」というゲームを行いました。みんなで一緒に行うゲームはどの階も大盛り上がり!最後に記念撮影を行い、楽しかったクリスマスパーティーを終えました。

 そして翌日の朝、起床時間になると舎生の歓声が寄宿舎内に響き渡りました。なんと枕元には、就寝前には無かったはずのクリスマスプレゼントが置いてあったのです。実は、舎生が寝静まった後に、指導員がそっと枕元にプレゼント置き、サプライズを試みました。サプライズは大成功!舎生たちの喜ぶ姿を見ることができました。
 保護者の皆様には、お忙しい中、お迎え等の御協力をいただきありがとうございました。

技術交流会(高等部 窯業班)

 12月6日(月)、窯業班が福井大学附属特別支援学校で、技術交流会を行いました。この会は、互いの技術を伝え合う中で、窯業に関する知識や技能、意欲を高めたり、他校の生徒との交流の輪を広げたりするねらいで行っています。当日は、電動ろくろを使った皿作りを行い、本校ではできない機械を使った作業を体験しました。初めての作業でしたが、附属の皆さんが手順やコツなどを優しく教えてくださり、全員が皿を完成させることができました。初めは緊張していた様子の生徒たちでしたが、時間が経つにつれ互いに打ち解け、会話を楽しむ姿も見られるようになりました。違う学校で同じように窯業に打ち込んでいる仲間がいることを知り、励みになったようです。
 次回は12月14日(火)、附属の焼き物班の皆さんが本校を訪れ、たたら皿やマグカップ作りを本校生徒がレクチャーしながら交流する予定です。分かりやすく伝えるにはどうすれば良いかを考えながら接することができるとよいと思います。

会社見学(高等部 ダンボール班)

 12月1日(水)に高等部ダンボール班の生徒7名が、いつもお世話になっている株式会社モリイへ見学に行きました。作業で自分たちが組み立てている製品が、会社でどのように作られて、最終的にどのような形になって出荷されるのかを、実際に作業工程を見ながら説明をしてもらいました。
 生徒たちは、社員の方からの説明をメモをとりながら熱心に聞き、また生徒からの質問にも分かりやすく回答してもらいました。生徒からは、「丁寧に協力しながら作業を進めていた。」「作業のスピードが速かった。」「不良品を出さないようにしたい。」など、見学して分かったことや作業学習で気を付けたいことなどの感想があり、今後の作業に意欲的に取り組もうとする姿がたくさん見られました。


校外学習(福井市美術館)へ行きました!(小学部低学年)

福井市美術館の共催アトリエを利用して、校外学習を行いました。
コロナ対策のために11月19日・26日の2回に分けて実施し、
1班はマイバッグ、2班は自然素材の壁掛けを作りました。

マイバッグは、透明バッグにシールを貼って飾り付けしました。
様々な色のシールを選んだり、シールシートを好きな形に切って動物やキャラクターの顔を作ったり。出来上がったバッグは、学校に戻ってから買物ごっこなどに使いました。





壁掛けは、様々な木の実や面白い形のパスタを自由に選んで貼って作りました。
材料がズラッと並んでいるのを見て、子どもたちは興味津々。友達や先生と一緒に好きな物を選び、台紙に一つ一つ貼り付けました。





修学旅行(小学部高学年)

 11月11日(木)、12日(金)の2日間、福井県の嶺南地方に修学旅行に行きました。
 大型バスにみんな笑顔で乗り込み、景色を見たり、高速道路を通ることを喜んだり、これからの予定をノートで確認したり思い思いに過ごしました。
 1日目の最初の活動は、レイククルーズでした。船に乗り、湖を回って昼食会場に向かいました。初めて船に乗る児童もいましたが、皆乗り込むことができ、水月湖の景色や風を感じました。昼食後はきのこの森でアスレチックを楽しみました。グループごとに自分たちで決めた順番で回り、体を思いきり動かしました。TeamLab監修のお絵かきタウンでは光の演出を楽しみました。その後、エルガイアで映画を鑑賞し、ホテルに入りました。コロナ禍のため部屋の行き来はできませんでしたが、各自の部屋で今日の振り返りやお風呂など、自分でできることを自分で行いました。ホテルの夕飯はコース料理でした。戸惑う児童もいましたが、順番に出てくる料理やナイフとフォークの使い方など、新しい体験ができました。
 2日目のエルどらんどでは、サイエンスワンダーのコーナーで遊びながら電気のできる仕組みなどを体験しました。アスレチックで体を動かしたりもしました。若狭和紙の家では、紙すき体験をしました。2日間、児童は事前学習で作ったノートを自ら確認して、落ち着いて活動に取り組み、感じたことを振り返りノートに記入することができました。天気にも恵まれ、様々な体験ができました。






遊園地遊び(小学部低学年)

毎年低学年の児童が楽しみにしている遊園地遊びです。コロナ対策で密を避けるために、11月9日から12日の4日に分け、体育館に5つのコーナーを設けて実施しました。今年度は各クラス2日間ずつ遊ぶことができ、各日とても楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿が見られました。各コーナーの紹介と、子どもたちの様子をお伝えします。

★ジェットコースター
箱台車に乗り、ステージからスロープの坂を滑り降ります。二人乗りもOK。気に入って何度も繰り返し乗る子や、滑り降りる時に「わぁー。」と楽しそうな声を上げる子もいました。

★ゴーカート
体育館の半分に作った特設コースを、三輪車などに乗って周回します。子どもたちは、「スタート!!」の掛け声とともに走り出し、思う存分のびのびと楽しんでいました。

★Gボールの島
Gボールを敷き詰めたボールプールに、安全のため網をかぶせたコーナーです。ピョンピョンと元気に弾む子や、ゆったりと寝転ぶ子など、楽しみ方はそれぞれ。大人気のコーナーでした。

★ローリングカー
紐を引っ張ると回転するローラー付きの乗り物に、しっかりつかまって乗ります。広い体育館だからこそのダイナミックな回転を体験することができ、普段味わえないスリルを楽しんでいました。

★バランスボード
バランスがとりにくい不安定なボードに、立ったり座ったりしがみついたりしながら乗り、揺らしてもらいます。体勢が崩れて落ちないようにバランスをとる子もいれば、ゆらゆらと揺られてボードの上でリラックスしている子もいました。

★最後は、「夢をかなえてドラえもん」の曲に合わせて、みんなでパラバルーンをしました。布を持って歩いたり、上下左右に揺らしたりするなど、いろいろな動きをしました。笑顔で体を動かしたり、布が動く様子を下から眺めたりしながら、思い思いに楽しんでいました。

ダイナミックに遊んだり、ゆったりと遊んだりと、一人一人が主体的に遊びたい場を選択し、遊び込むことができた4日間でした。