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新着情報
給食だより2015年4月~栄養職員が増田先生に代わりました。
2015/04/13カテゴリ:給食・食育保健だより 3月号
2015/03/ 5カテゴリ:給食・食育冬休みの食生活~食べすぎたら動きましょう!!~
2014/12/22カテゴリ:給食・食育おうちのおみそ汁の塩分は?-夏休み親子の日『栄養教諭の食育コーナー』
2014/09/ 5カテゴリ:給食・食育7月26日(土)、夏休み親子の日に『栄養教諭の食育コーナー』のブースを設け、来場した方々に塩分テストを実施してもらいました。普段ご家庭で作っている「おみそ汁」を再現してもらい、塩分濃度計を使ってチェックする流れです。
「すごい結果がでたらどうしよぉ!」と心配しながらも、保護者の方々は次々にみそ汁の塩分をチェックしていました。塩分濃度計の味覚レベルは、①うすい(0.1~0.7%)、②ふつう(0.8~1.1%)、③からい(1.2~5.0%)の3段階です。一番多かったのは②のふつうのご家庭でした。①のうすいになった御家庭も多かったですが、③のからいになった御家庭もありました。ふつうの濃度の味を覚えてもらい、普段の食事で塩分をとり過ぎないようにしましょうというお話もさせていただきました。
塩分のとり過ぎは、血圧や、脳血管疾患などのさまざまな生活習慣病に影響が出ます。御家族全員が将来的に健康に過ごすためにも、普段から減塩に配慮した食事に気をつけてみませんか?私たちの給食メニュー~中学部・海課程の生活単元学習&高等部農作業
2014/07/16
7月7日に登場した給食メニューは、中学部海課程1、2、3組のみんなが、生活単元の授業で考えてくれたものです。
採用されたメニューと、アイデアを出したクラスは、以下の通りです。
★なめこ入りみそ汁…1組考案
★七夕ハンバーグ…2組考案
★もやしとささみの和え物…3組考案
メニュー作りの学習は、いつも献立を考えている栄養教諭から出された、三つの条件に従った内容で行いました。
Ⅰ.おいしいみそ汁を生かしたメニュー ~だしについて~
①みそ汁の飲み比べ 「どっちがおいしい?」
2種類のみそ汁をみんなで飲み比べてみました。違いは、『だし』です。だし入りみそ汁がおいしいと答えた生徒は73%でした。②いろいろなだしを知ろう 「3種類のだし汁、どれが好き?」
昆布だし、いりこ(煮干し)だし、かつおだしのだし汁を飲み比べました。一番人気のだし汁を給食のみそ汁のだしにします。
『かつおだし』が人気で、約8割の生徒がこれを選びました。③かつおだしをとってみよう
『かつおだし』をみんなでつくり、みそ汁に入れたい具材もいくつか用意してみそ汁を作りました。
使用した具材は、卵、豆腐、ねぎでした。「おいし~い」という声がそれぞれのグループから上がっていました。
Ⅱ.高等部が農耕で作っている作物を使った料理
6~7月にかけて、高等部の農作業学習では、玉ねぎ、じゃがいも、さやいんげんを収穫しています。この3つの作物を給食のメニューに取り入れてもらいました。じゃがいもはみそ汁、玉ねぎ、さやいんげんは和え物として考えました。
Ⅲ.七夕を感じるメニューの考案
栄養教諭から、みそ汁に合いそうな料理を画像で紹介してもらい、クラスごとにそれを組み合わせて、オリジナル給食メニューを考えました。
そして、給食として登場する日にちなんで、メニューを七夕バージョンにアレンジしました。
「オクラを切ったら星形になるよ」
「にんじんを星形にしたい!」と、生徒たちからは、いろいろな意見がでてきました。
当日は、みそ汁に入ったオクラを星形になるように調理員さんが切り、ハンバーグの星形にんじんは、中学部2組のみんなが、型抜きしてくれました。
各クラスで給食が配膳されると、他の学部からも『今日の給食いつもとちが~う!!』『星形にんじんかわい~』『おいしい!』など、とても好評でした。特ににんじんの型抜きを頑張ってくれた中学部2組にこのことを伝えると、『やったぁ!』と喜んでいました。
給食を考えてくれた中学部海課程のみなさん、お疲れ様でした。
夏休み、ご家庭でも朝ご飯や夜ご飯のメニューを、子どもたちに考えてもらってはいかがですか?
給食だより 2014年6月
2014/05/28カテゴリ:給食・食育H25年度給食の取組Ⅲ~ふるさと給食・ソースカツ丼にアンコウ?!~
2014/03/25その5.ふるさと給食で親しむケンミンメニュー今の形の福井県が誕生したのが、明治14年2月7日。その1週間を『ふるさと給食の日』とし、他の県の郷土料理も紹介しました。
紹介した他県は、福井県知事から発信された『ふるさと知事ネットワーク』の加盟県です。「学校給食交流事業」として、お互いに郷土料理のレシピや食材などの交換を行い、各県の代表的な食や食文化を学びあいをしています。
2月3日 【青森県】
・せんべい汁…せんべい汁の具専用の「かやき煎餅」を手で割り、鶏や豚、ごぼう、きのこ、ねぎ等の具材と共に煮立てました。だしを吸った煎餅はすいとんの歯ごたえを強くしたような食感です。
・いがめんち…イカを包丁でたたき、季節の野菜などと一緒に小麦粉を混ぜ、油で焼いたり揚げたりしました。津軽内陸部で貴重だった海産物を使った料理で、「母の味」として受け継がれてきた郷土料理です。
2月4日 【三重県】
・とんてき…三重県四日市市の名物料理で豚肉をにんにくと一緒に濃い目のたれでソテーし、たっぷりのキャベツの千切りをそえます。 四日市の市街地では、戦後間もないころからお店に出ていたといわれています。
2月5日 【鳥取県】
・どんどろけ…方言で「カミナリ」の意味。豆腐を炒める音がバリバリッとカミナリのように聞こえることから名がついたとか。昔、豆腐はごちそうであり、貴重なたんぱく源でした。炊き込みご飯の具材に入れる野菜はそのとき採れる旬のものを使い、干しシイタケや油揚げを入れた栄養いっぱいの郷土料理です。
・野焼き…昔、煙と熱気を避けて外で焼いたことに由来し、松江城主松平公によって命名されたとか。野焼き蒲鉾の中でも代表的なものが「あご野焼」、山陰地方では飛魚(とびうお)を昔から「あご」と呼んでいました。ちくわを巨大にしたような形状でこしがあり、あごの旨みと歯ごたえ、焼きの香ばしさが絶品です。
2月6日 【熊本県】
・つぼん汁…熊本県の人吉球磨地域の郷土料理。深いつぼに盛付けたことから付けられた名前で、祭りや祝い事などで赤飯には必ずつぼん汁が付き物です。
・河内晩柑(かわちばんかん)…大正時代の始めに、熊本県河内町で発見され、文旦と他の柑橘類との自然雑種です。「河内晩柑」の名称は、地名の「河内」と、「遅い時期に採れる」ことから名付けられ、外観から和製グレープフルーツとも称され、ビタミンCが豊富で、糖質、脂質が低いのが最大の特徴です。
2月7日 【福井県の郷土料理】
・ソースカツ丼…関東大震災により被災したカツ丼専門店店主は、出身地である福井県に戻り店舗を再開し、ソースカツ丼が広まっていきました。福井県で単に「カツ丼」と呼ぶとソースカツ丼を指し、一般的な卵カツ丼は「卵カツ丼」「上カツ丼」と呼びます。
・さといも…給食ではできるだけ福井県産のものを使用、今回のサラダには奥越地方でとれたものを使用しました。「今日は何県?」「鳥取県ってどこ?」「どんどろけめしってどんなの?」「初めて食べた、おいしかったぁ!」いろいろな質問や感想をもらえた1週間でした。郷土料理の説明を聞きながら実際に食べることで、各地の食文化についても知ることができ、とてもよい取組となりました。
その6.アンコウが食堂にやってきた!!本校では、毎月19日の給食を『ふるさと福井メニュー』としています。福井県に昔から伝わっている郷土料理や、福井県の地場産物を使った給食を実施しています。
2月のふるさと福井メニューは、福井県の越前漁港でとれたアンコウのから揚げが入ったサラダでした。アンコウは、高級食品のひとつで冬の季節が一番おいしく、白身であぶらが少なくヘルシーな魚です。
今回、アンコウの実物を子どもたちに見てもらいたいと思い、県内の漁師さんからいただいたものを給食から後片付けの時間まで食堂に展示しました。
「うわぁ!何コレっ!」「こわ~い」「触っていい?」アンコウのまわりを子どもたちが取り囲みました。「ヌルヌルしてるよ」「やわらかいねぇ」「初めて見たぁ!」なかなか実物を見ることがないアンコウにみんな興味津々の様子でした。「この魚が今日のサラダに入っているよ」と伝えると、楽しみだと言いながら教室に戻っていきました。
給食が終わると、「おいしかったよ」「全部食べた」という感想とともに、アンコウのまわりは子どもたちでいっぱいになりました。
今回のアンコウのように、さまざまな食品について実物を見て味わうことが食への関心を高めることにつながるので、今後も普段見慣れない食品の実物をどんどん食堂に展示していきたいです。H25年度給食の取組Ⅱ~給食週間・リクエスト給食から『すこ』作り方ビデオまで~
2014/03/19その4.給食週間の活動1月24日の学校給食記念日に合わせ、1月20~24日までの5日間を給食週間として、給食に関するさまざまな取組を行いました。
①リクエスト給食の実施
保健委員会が実施した給食アンケートをもとに、みんなの大好きな給食が5日間続きました。保健委員は事前にポスターも作成し、校内に掲示してくれました。リクエスト給食(★はアンケート上位のもの)
20日
★ロコモコ丼
牛乳
わかめスープ
★春雨サラダ
21日
★きなこパン
牛乳
野菜スープ
★ポテトサラダ
22日
★きつねうどん
牛乳
★鶏のから揚げ
ころころサラダ
23日
★カレーライス
牛乳
福神漬
フルーツヨーグルト和え
24日
★おにぎり
牛乳
のっぺい汁
★ちくわの2色揚げ
スライスパイン
栄養教諭による給食の話や、調理室で給食を調理をしている場面の見学や動画を視聴して、給食についての理解を深めました。
給食の話では、給食や衛生に関する簡単なクイズに答えたり、調理に使う大きな器具を手に取ってみたりしました。
調理室見学では、「から揚げ600個も作るの!?」「キャベツがあんなにたくさん!」子どもたちは、わくわくしながら見学していました。いつも一生懸命給食を作っている調理員さんに絵や感想文などを渡してくれた子どもたちもいました。③給食ロングホーム(高等部)
保健委員会が計画した給食ロングホームでは、福井の伝承料理『すこ』を使ったちらしずしが出来るまでの動画や保健委員が出題する給食クイズで楽しみながら給食について学習しました。
動画には、材料の「赤ずいき」を高等部生徒の収穫場面や『すこ』になる過程も入っていて、高等部で給食の材料を作っていることや、福井県の伝承料理についても理解を深めることができました。着色料を入れていないのにピンク色に変化していく様子に生徒たちは興味津々でした。
給食クイズでは、給食や農作業学習に関する内容を4択の中から選び、「やった~!!」「え~っ!」など、正解が映し出されるたびに歓声があがっていました。
H25年度給食の取組Ⅰ~メニュー作りに収穫、調理...高等部頑張ってます!~
2014/03/17その1~保健委員会考案メニュー~10月25日の給食に、保健委員会が考えた「私たちの給食メニュー」が登場しました。
どんな料理にするか、どんな具材を入れるか、どんなネーミングにするのかなど、約1ヶ月かけて一つ一つ決めていき、無事に給食メニューが完成しました!
初めに、みんながおいしく食べてくれそうな料理を決め、栄養のバランス、彩りなどを考慮して具材選びに取組みました。「やっぱりちらしずしは魚でしょ!」「野菜もたくさん入れよう!」候補の具材の中から多数決で使用するものを決めていきました。 ネーミングにもこだわりました。その頃流行りのフレーズを取り入れて決まったのが、『じぇじぇじぇ海鮮ちらしずし』です。給食時間の放送でも大盛り上がりでした。もちろん、ちらしずしも大好評!!
保健委員のみんなも最後まで楽しく取組むことができ、よい経験となりました。※レシピを知りたいという要望がありましたので、お知らせします。
その2~高等部生徒が生産した作物の使用~本校の給食では、高等部の生徒たちが生産した作物を使用しています。じゃがいも、玉ねぎ、さやいんげん、かぼちゃ、赤ずいき、さつまいも、大根(間引き菜含)、ブロッコリー、芽キャベツなど、年々作物の種類や生産量が増えており、『生産者の顔の見える給食づくり』に積極的に取組んでいます。
今年度1年間に給食に使用した作物をお知らせします。作 物
使用量(㎏)
玉ねぎ
270.2
じゃがいも
216.0
さやいんげん
65.5
かぼちゃ
130.9
赤ずいき
14.0
やつがしら
19.0
さつまいも
204.1
紫さつまいも
52.8
大根
363.0
大根間引き菜
18.0
ブロッコリー
4.0
芽キャベツ
3.0
高等部の農作業学習では、夏の暑い日でも、冬の寒い日でも、雨や風など悪天候の時でも、一生懸命給食のためにいろいろな作物を生産しています。
農作業を頑張ってくれた高等部のみなさん、ありがとうございました。
その3~給食調理のお手伝い~
高等部では、収穫物を使った給食調理にも挑戦しました。
12月5日、17日、自分たちが生産した『さつまいも・紫さつまいも』を使った『さつまいものスイートポテト風』の最終調理工程を行いました。
調理員が、蒸したさつまいもをつぶしてバター・砂糖・生クリームでを加えて加熱した黄色と紫色のいもペーストを混ぜて丸め、数を数えてクラスごとに配膳する作業を生徒たちが担当して、2日間で合計1,000個を作りました。全校児童生徒が給食で食べるものなので、事前の健康チェック、手洗い、服装、使い捨て手袋の着用、消毒など安全面の注意点も守らなければなりません。いつもとは違う環境に最初は緊張していた様子でしたが、慣れてくると丸める作業のペースも早くなり、時間内に作業を終えることが出来ました。
出来上がったものはとてもかわいい形で、他学部からも「おいしかった」「いつもの給食とは違う!」という声もあり、大好評でした。
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